1838年生まれで、交響曲は3曲書いていますが、ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調が、ロマン派の協奏曲として特に有名です。 オケの音が余りに美しいのでBGMっぽく感じないでも無いですが、それぐらい北欧の空気感を漂わせていて爽やかだということです。
最近の演奏会では、このような、ヴァイオリンの美音を、生かすような曲のメニューが、少ないように思えます。
このような状況下でもダンサーたちはプロとしての高いモチベーションをもって日々の鍛錬に励んでおります。
第2楽章:中やや速。
このブルッフの楽曲からして、ホント、ねっとりしていて、なんとも言えない独特の臭みがある。 内容的には相当自由に書かれており、音楽の主体は、あくまでも奔放に奏される独奏ヴァイオリンに置かれている。
19共感できない楽曲なの? う~ん、これを、淡泊な演奏だと言うのか、正調派というのかは、聞き手の感覚かもしれないけど。
私も初めて書き込みます。
控えめなヴァイオリンに、つきあって、よりいっそう控えめに演奏しているわけだ。
ダンサーの放つ力を五感で受け止める爽快。
ロマンティシズムも兼ね備えていますが、くどくならない程度に上手く歌っています。 若干心が痛むので、読者の皆様におかれましては、ぜひほかの協奏曲も聴いてあげてください。
8ヴァイオリンの歌う第1主題に始まり、第2主題は独奏のパッセージを背景に木管楽器によって歌われる。 ブルッフはドイツの作曲家ですが、ベルリンの音楽大学の教授でもあったので、生徒の中には日本の山田耕作なんかも居ました。
お好きな作品を選んで、お楽しみいただきたい。
速い部分でも完璧に全ての音が出ている。
男の色気が漂っている。
立体感も感じられないし、甘いくせに伸縮してないので、べったり~とした平板な演奏に聞こえてしまうんだよなあ。 ロイヤル・フィルは往々にして音の薄さを感じさせますが、この演奏では全くそんなことが無く、非常に立派で厚みが有る音を聴かせています。
16控えめで奥ゆかしいが、じりじりと内面から燃えてくるというわけでもないし、悪く言うとじれったい。 「どっどれどぉ~ どっどれどぉ~ どっどれ みっれれどぉ~」 「みっみふぁみ~ みっみふぁみ~ みっふぁふぁみれ~ど~どぉ」 同じフレーズを装飾をつけて刻んで行くのだが、オケのまろやかに響く、その空間を自由に飛び回っている音が、聞こえてくる。
非常に濃い演奏で官能的ですらある。
ムターさんも、このブルッフについては、まだ再録音はしていない。
う~ん マッチ売りの少女か。
「そみ~ それ~ そど~」という低い弦の上に、乗っかってソロが奏でる高音域の響きが、フワフワした感じにはならず、甘いパフェを思いっきり口のなかに、ほりこんだ重みを感じる。 ワルベルクのオケ伴奏は非常に立派で素晴らしいです。 ですので「スコットランド幻想曲」ともなると本当に涼しげな空気感が一杯に広がります。
14穏やかな美音に酔いしれる。 「らっ しら どぉ らっし らっみ らっ ふぁ~ らっし みぃ~っ」と、小刻みにテンポよく弾かれており、スピード感もあって、若々しく瑞々しいっ。
概要 [ ] に着手されに一度完成し、ににおいて の独奏、作曲者指揮により初演された。
ドイツの森では無く、北国スコットランドの景色を目の当たりにするような空気感が欲しいのです。
冒頭部から爆発するような迫力を感じさせるが、一瞬にして沈んだマルカートへと変化して奏でられる主題は、空中高く舞い上がる。
ワタシ個人的には、ブルッフのヴァイオリン協奏曲って、生演奏で何度も聞いているし、シアワセ感の漂う、まったりした楽曲だと、すっかり思い込んでいたのです。 歌心にも不足しません。
8少しでもバランスを崩せば、ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番が壊れそうなのに、ギリギリで保ちながら、その音楽美を保ってます。
全体的にリズミカルで、ノリの良い、ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲 第1番ですが、その中間部である第2楽章には、ひっそりと清らかな花が咲いている。
で、聴くときは、ゆったり~とした気分で、強く訴えては来ない音を、しっかりととらえて、自分のなかで美化していかないと行けないような気がする。
決して、焦げて焦げついてしまうまでに至らないのが、安心できるというか~ オケもテンポよくサポートしており、決して裏方に徹しないで、丁寧に豊かだ。
半面、終楽章での切れの良さも素晴らしいです。 豊かな細身のあるビブラートが、細やかなヒダヒダ感があって、青春時代ならではの心の悶えのようなモノが、豊かに描かれている。
マズアとゲヴァントハウスはここでも厚みのある音で独奏を堂々と支えていて、アッカルド盤での演奏に負けません。
濃すぎる~っと、のけぞるほどの演奏。
第2主題はオーケストラに示される雄大なもので、ロマン派音楽の抒情性のすぐれた例となっている。
NPOはアンサンブル、厚み、音色全てで十分満足できる実力である。
「らっ しら どぉ らっし らっみ らっ ふぁ~ らっし みぃ~っ」 この弦の強いボーイングには、げっ。
16ハイフェッツ60歳の録音であり、若い頃から演奏、録音をしている彼としては晩年に近い。
この人はライブ録音では意外と音程などに怪しい部分が見受けられますが、このセッション録音では完璧です。
レオニード・コーガン マゼール ベルリン放送交響楽団 1974年 Leonid Kogan Lorin Maazel Rundfunk-Sinfonieorchester Berlin (Berlin Radio Symphony Orchestra) 録音状態は極めて良い。
ただ、大げさではありませんが軽いポルタメントが頻出するので甘めの口当たりとなり、全体的に北欧のクールな空気をあまり感じさせません。