あばら骨 痛み。 肋間神経痛の場所ごとの症状。背中と胸の痛み

肋骨が痛いときに疑うべき病気と対処法7つ

あばら骨 痛み

肋骨は、別名あばら骨とも呼ばれる左右12対の湾曲した骨で、背中から胸を取り囲んでいます。 胸の特定の場所が痛んだり、胸が痛む場所が限られている場合は、肋骨にひびが入っていたり骨折しているおそれがあります。 ひびが入った程度の場合、気づかないうちに治っていることもありますが、次のような症状のある場合は我慢せずに整形外科を受診しましょう。 ・呼吸をするだけで痛い ・じっとしていても痛い ・横になっても痛くて眠れない また、胸の痛みが断続的である場合は、肋軟骨の炎症や肋骨付近の神経への刺激・圧迫が原因のこともあります。 急いで病院を受診する必要はありませんが、1週間程度様子を見ても症状が改善しない場合は、整形外科もしくは内科を受診してください。 すぐに病院を受診すべき症状 肋骨は、心臓・肺・肝臓・脾臓・腎臓の一部など大切な器官を守っています。 そのため、突然胸の痛みが起こった場合は、狭心症や心筋梗塞などの疾患も考えられます。 押しつぶされるような痛み、締めつけられるような痛みなど胸が激しく痛む場合は、早急に病院を受診してください。 また痛み以外に次のような症状をともなう場合も、すぐに医師の診断を受けてください。 ・息切れ ・発汗 ・吐き気や嘔吐 ・背部、首、顎、上腹部、片側の肩または腕の痛み ・ふらつきや失神 ・速い心拍や不規則な心拍の自覚 肋骨が痛む場合に考えられる主な原因には、次のようなものがあります。 肋骨骨折 局所的に痛みを感じる、上半身をひねったり該当部分をおさえると痛みがひどくなる、くしゃみやせき・深呼吸をすると痛む、といった症状に該当する人は肋骨骨折の疑いがあります。 肋骨骨折は、打撲をはじめとして無理な姿勢、激しい咳などが原因で起こります。 肋骨は湾曲しているため骨折箇所によってはレントゲンでの確認が難しい場合もあり、触診と併せて問診も重要な役割を果たします。 治療には痛みや炎症をおさえる内用薬・外用薬 湿布など と併せて、呼吸の際などになるべく肋骨を動かさずに済むようバストバンドという固定バンドを巻きます。 数週間でよくなる場合がほとんどです。 肋軟骨炎 ろくなんこつえん 肋軟骨炎は、肋骨と胸骨の間にある肋軟骨におきる炎症です。 炎症の原因としては、ウイルス性や細菌などの感染症による炎症や外傷による炎症などが考えられますが、原因が特定できない場合も多くなっています。 子どもから高齢者まで幅広い年齢層で起き、男性より女性に多いとされています。 第2肋骨から第5肋骨 片側に12本ある肋骨のうち上から2~5本目 に起きることが多く、胸の痛みを感じます。 痛みは片側のみの場合がほとんどで、動いたときや深呼吸をしたときに痛みが強まり、じっとしていると痛みがおさまります。 通常は局所的な鋭い痛みですが、圧迫感だけの場合や、背中側などに痛みが広がる場合もあります。 肋軟骨炎が疑われる場合は、整形外科もしくは内科を受診しましょう。 普段風邪をひいた際などに通っているかかりつけ医があれば、そこで相談してみるとよいでしょう。 初診の内科で上記のような薬を処方してもらい、安静にしていれば数週間から数か月でよくなる場合がほとんどですが、痛みがひどい場合などには整形外科やペインクリニックを紹介されることもあります。 肋間神経痛 肋間神経痛は病名ではなく、肋骨に沿って走る肋間神経や12番目の肋骨の下側を走る肋下神経が、刺激されたり圧迫されることで痛みを感じる症状のことです。 体の正面側から背中側までの肋骨に沿った皮膚の表面部分に突然鋭い痛みがはしります。 肋間神経痛が起こるはっきりとした原因はわかっておらず、スポーツ時の事故や長時間不自然な姿勢をとったことなどにより神経が骨や筋肉にはさまれて痛む場合もあれば、ヘルニア、帯状疱疹、肋膜炎、カリエス、腫瘍などが原因の場合もあります。 肋骨骨折や肋軟骨炎と同様に、体をひねったりせきやくしゃみをした時などに痛む場合もありますが、何の前触れもなく突然激痛がはしることがあり、いつも同じ場所が痛み、痛みを感じていないときでも該当部位を指で押すと痛む、という場合は肋間神経痛が疑われます。 治療の際の診療科は原因によって異なりますが、初診は整形外科か内科が一般的です。 判断の目安として、姿勢が悪い、筋トレをしている、最近重いものを持ったなど思い当る外傷的な原因がある場合は整形外科、思い当る外傷的な原因がない、発熱や身体全体のだるさなどもともなう、常時痛みがあるといった場合は内科を受診するとよいでしょう。 肋軟骨炎の場合と同様、風邪などのときに通っているかかりつけ医などに相談してください。 肋骨の痛みは多くの場合は、筋肉や骨・軟骨などが原因の痛みであり整形外科の受診をおすすめします。 ただし、激しく締めつけられるような痛みを感じる場合は心臓の疾患のおそれもあるため、早急に救急病院を受診してください。

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左の肋骨のあたりが痛い!!疑われる原因と治療法は??

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概要 肋間神経痛とは、 肋骨 ろっこつ の下を走る神経に何らかの原因で痛みが生じることです。 肋間神経痛自体が一つの病気なのではなく、あくまで原因となる病気や、解剖学的な異常が引き起こす症状のひとつとして捉えられています。 肋間神経は、12個ある 胸椎 きょうつい の間から左右に対となって出て各肋骨の下を走り、胸壁と腹壁の筋肉や皮膚の運動・知覚を司っている末梢神経です。 肋間神経痛は5~9番目の肋間神経に生じることが多く、通常は左右のうち一側に起こるものです。 症状の程度や現れ方は原因によってさまざまですが、特に病的な異常がない原発性肋間神経痛と、何らかの病気に起因する続発性肋間神経痛に分けられます。 原因 肋間神経痛は大きく2つに分けられますが、それぞれの主な原因は以下の通りです。 原発性肋間神経痛 病気や、解剖学的な異常がないにもかかわらず発症します。 ストレスによるものが多いとされていますが、不適当な姿勢を長時間続けることで肋間神経が骨などによって直接刺激されて発症することもあります。 また、筋肉のコリによって発痛性物質が放出されて痛みを引き起こすことも知られています。 続発性肋間神経痛 何らかの病気や外傷、解剖学的な異常によって生じるものです。 さまざまな原因がありますが、それぞれ以下のようなことが原因として挙げられます。 病気:、、などの胸郭内病変、 脊椎 せきつい や肋骨の腫瘍、など• 外傷:、肋軟骨炎など• 解剖学的異常:、、側弯症など 多くは、肋間神経を直接刺激することで発症します。 一方、帯状疱疹は、ウイルス感染によって生じ、通常は 皮疹 ひしん を伴いますが肋間神経痛だけが生じることもあります。 検査・診断 肋間神経痛が生じた場合には、まず病的な原因がないかを検査します。 主に行われるのは以下の画像検査です。 レントゲン検査 肋骨や脊椎の、腫瘍などの異常を評価できる検査です。 しかし、はレントゲン検査でははっきりわからないことも多々あります。 他にも、やなどの胸郭内病変を発見することが可能です。 CT検査 肋骨や脊椎、胸郭内の病変を詳しく観察できる検査です。 レントゲンではわからない骨折を発見することもできます。 MRI検査 などの脊椎病変を観察できる検査です。 椎間板の圧迫や脱出などを詳しく評価することが可能です。 また、脊椎にある病気の治療方針を決めるうえでも重要な検査となります。 また、肋間神経痛は胸壁や腹壁に痛みが生じるため、画像検査で明らかな異常がない場合にはなどの心疾患や消化器病変がないかを調べるために、心電図検査、心臓超音波検査、血液検査、内視鏡検査などが行われることもあります。

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腰痛と同時にあばらや肋骨、わき腹にも痛みが発生した時は注意

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胸を覆う骨のことで、12対、計24本あります。 肋骨骨折は、若い方で スポーツなどによる怪我で起きることの他に、高齢の方で 咳のしすぎで 折れることもあります。 また、ゴルフなどの 体をひねる動作の繰り返しで 疲労骨折が起きることもあり、肋骨骨折は比較的頻度の多い骨折です。 あばらが痛い、骨が 折れているかもしれないということで、内科にいらっしゃる方、実はけっこう多いです。 なお、胸が痛くて、痛いのはあばら骨でないかもしれない、肋骨が折れるような原因に思い当たるものがない、という場合には、内科で一度診てもらいましょう。 下記もご参照ください。 肋骨骨折かもしれないという場合には、胸の痛みの原因となる他の原因を除外することは意味がありますので、内科でも間違いではありませんが、 骨折の診断や治療に関しては整形外科が専門になります。 骨折かもしれない場合は 整形外科へ 肋骨が折れているかどうかは、レントゲンを撮ればすぐわかるからどこでもいいでしょと言われるかもしれません。 しかし、後述しますが レントゲンでの 肋骨骨折の診断は実は難しいです。 難しいというか、目立たなくて見つからないことが多々あります。 また、内科でもレントゲンを含む一通りの対応はできますが、後述する肋骨骨折の治療に使うバストバンドがおいていなかったりします。 肋骨が折れているかもという状態であれば、骨折の専門である整形外科の受診が勧められます。 肋骨骨折は レントゲンで見えるとは限らない 痛いところが局所的で肋骨に一致する部分であり、明らかに押して痛む場合、骨折部分が触れて押すとずれるような場合、肋骨骨折の診断は容易です。 そのような場合、肋骨骨折を強く疑って、レントゲンで骨折していることを確認することになります。 しかし、 肋骨の骨折は、通常の胸部の レントゲン画像では わからないことが往々にしてあります。 骨に ひびが入っただけで、骨の位置がずれていない骨折を 不全骨折といいますが、これはレントゲンでは見えないことが実際あります。 こういった場合、2~3週間ほどおいてレントゲンを再度撮ると見つかるケースがあります。 また、 肋骨は体の正面に近い部分では 軟骨となっているため、この部分が折れている場合はレントゲンにはうつりません。 重傷でなければ、 保存的な 治療となります 肋骨骨折といえども、肺まで傷ついていて、 肺の空気が漏れてしまう 気胸や傷から出血してしまって胸の中にたまってしまう 血胸を起こしていると 入院が必要になります。 これらの気胸、血胸があるかどうかは胸部のレントゲン画像で確認することができます。 また、 骨折による胸部の 変形があるような重症な場合も、当然入院の適応です。 骨折による骨のズレがあまりにひどい場合は、整形外科での固定手術が必要となることもあります。 実際肋骨が折れていると診断されても、肺などの内臓の損傷がない、骨折による骨のズレも軽度である、という場合は保存的な治療法を受けることになります。 具体的には 安静と 痛み止めと バストバンド 具体的には、湿布や飲み薬などの痛み止めを使用します。 また、呼吸や体を動かすときに なるべく肋骨が動かないように、 バストバンドという 固定のバンドを巻いてもらいます。 また、レントゲンで診断できなくても、明らかに原因となるようなエピソードがあり、触診上も骨折が疑われるのであれば、肋骨骨折として治療します。 治療期間は個人差がありますが、大体2-3週間で痛みもなくなり、骨もくっついてきます。 それまでは激しい運動はさけ、なるべく安静にしなくてはなりません。 まとめ 肋骨が折れてるかもと思ったら、内科でも対応してもらえないことはないですが、専門的な対応ができるのは整形外科となります。 内臓の損傷がない軽傷であれば、安静、痛み止め、バストバンドでの保存的な治療となります。 参考文献) 今日の治療指針2014年版 医学書院 骨粗繧症治療:7 4 :61-65:2008 スポンサーリンク 当ブログを見ていただきましてありがとうございます。 一応医師免許もって内科医やってます。 勤務医です。 インターネット上での正確な医学情報の拡散に興味があり、ブログをやっています。 このブログでは主に病院に行く人に役に立てばと思う話や医者の本音的な話を書いてます。 このブログの目的は、「病院に行かないで済むように情報を提供する」ではなく、「病院にかかるときに知っておいた方がよい情報を提供する」ことです。 ブログおよび管理者についての詳細はもご参照ください 記事内容は専門用語はなるべく避けて一般の方にわかりやすくを心がけていますが、そうなっていない部分があったらご連絡いただけると幸いです。 メディア掲載実績 2016年12月7日• Facebook Page• 当ブログを見ていただきましてありがとうございます。 一応医師免許もって内科医やってます。 勤務医です。 インターネット上での正確な医学情報の拡散に興味があり、ブログをやっています。 このブログでは主に病院に行く人に役に立てばと思う話や医者の本音的な話を書いてます。 このブログの目的は、「病院に行かないで済むように情報を提供する」ではなく、「病院にかかるときに知っておいた方がよい情報を提供する」ことです。 ブログおよび管理者についての詳細はもご参照ください 記事内容は専門用語はなるべく避けて一般の方にわかりやすくを心がけていますが、そうなっていない部分があったらご連絡いただけると幸いです。 メディア掲載実績 2016年12月7日.

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