花より男子 二次小説 司一筋。 Last Promise 【花より男子 二次小説】 (3ページ)

花より男子 二次小説 長編 ☆ 新たな道へ

花より男子 二次小説 司一筋

<13> 世田谷の高級住宅街 豪邸が立ち並ぶ中ひときわ敷地建物とも大きな豪邸があった その豪邸のテラスで一人の女性が椅子に座っていた SPの一人がその女性に向かって耳打ちすると 女性は頷き、そのSPをさがらせた その女性に向かってハイティーを持っていく高齢の使用人が一人・・・ 「椿お嬢様・・・」 「あ、お茶ね。 ありがとう、タマさん」 すっとタマはお茶をテラスにあるテーブルに出した 「タマさんも付き合わない?」 「いいですよ」 そう言って、タマは椿の隣に座った 椿は紅茶を一口飲むと誰に言うとも無くつぶやいた 「つくしちゃんがみんなの前から姿を消して4年ね・・」 「はい。 そうでございますね・・・ お嬢様、つくしは今元気にしとるでしょうかねぇ」 「ええ・・・つくしちゃん勉強頑張ってるみたいよ 住み込みで働きながら一人で・・・」 椿は言葉が出なくなってしまった 「お嬢様・・・」 タマは椿の気持ちが痛いほど分かっていた 椿はつくしが失踪してすぐ手配をして所在をつかんだ そしてつくしの心が癒えるまで守ろうと 花沢類たちにも調べがつかないようにしたのも椿であった 「ねぇ・・タマさん、つくしちゃん頑張ってはいるけど 4年たった今でもまだあの馬鹿司の事で傷ついた心は癒えてないわ 本当は何度も類たちに教えようと何度も思ったし、私自身が つくしちゃんのところへ行きたいって思ったけど・・・ でもね、つくしちゃんわたしたちに会うとその後ろに司が見えちゃうと 思うのよ・・・ だから行けなかった ・・・いえ・・・もしこの4年の間に司の記憶が戻ったら・・・ そう思ったらつくしちゃんを特に類には会わせたくないって 思ってしまったのよ・・・」 椿は残りの紅茶を飲み干した 「お嬢様・・・でも4年たってます。 つくしの心の傷がまだ癒えてないとしたら 癒すことが出来るのは 花沢さんのところのぼっちゃんだけじゃないでしょうか? 4年たった今でさえつくしを探してるって耳にしましたよ それだけ想われてるんだから、つくしの心もきっと・・・」 「そう・・そうなのよね・・・ でもねタマさん、結局類もわたしたちの世界の住人よ いくら類本人がつくしちゃんの事を想っていても きっと司のときも同じように酷い目に遭うに決まってるわ だからまだ・・・」 「お嬢様・・・」 「でもずっと隠しておくわけには行かないわね・・・ ねぇ、タマさん 今つくしちゃん小説を書いたらしくて出版社の新人コンテストに 出しているんですって! もちろんつくしちゃんが辛い思いしないように 出版社に釘刺しといたけど・・・ つくしちゃんの小説が入選でもしたら・・ それを利用して私やっとつくしちゃんに会えるかも知れないわね」 ふふふっと椿は笑うと 「たまさん、新しいのいただけるかしら?」 「はいよ。 椿様も同様な事をされていたようでしたが、 牧野さんに接触した出版社はもちろん他のマスコミ関連 全てこちらの方から彼女を記事にかかないと強く依頼してあります。 約束を破った後の報復処置の話も同時に・・・」 「そう・・・わかったわ。 それで司の方は?」 楓に問われると西田は苦笑しながら言った 「はい・・・記憶障害のあるままです。 相変わらず中島さんという女性を大切になさっているようですが・・・ 彼女に使うお金がかなり高額になりつつあります。 使用人の話によると彼女の方が頻繁に司様にねだっているようです。 」 西田の話しを聞き終えると楓の表情は苦虫をつぶしたようになった 「そう・・・まだハエがたかってるのね・・・ ハエはハエでもまだ牧野さんの方が全然ましだったわね 彼女は司を一人の人間として対等にいてくれたようだし・・・ 西田日本に着いたら司のブラックカードを差し押さえなさい そして中島さんの家族及び親類縁者全てに圧力をかけなさい。 ・・・あと中島さんに小切手の用意を。 それを見せて中島さんがどうでるか・・・見ものね」 楓は微笑を浮かべた 「承知致しました。 」 西田はなんとなく社長の想っている事が分かっていた 一般家庭の子で道明寺にふさわしくないと何度も圧力をかけたが 彼女自らが友人の為に別れを決断し消息をたったり、 楓自身とも自分から向き合おうとしたこともあった 多額のお金を目の前にちらつかせたが全く動じなかった それに暴力事件を頻繁に起こし、手がつけられなかった程の司様を あれだけ更正させ人間としても一回りも二周りも 成長させてくれた点が大きいだろう そのことだけでも道明寺としては大きなプラスとなったはずだ 今は司様が記憶を失って違う女性を傍においているが はたしてその女性が牧野さんと同じようにされても尚 小切手をつきかえしたり出来るか・・・ 今までの行動を見ると多分ムリだろう その姿を見て司様はどう想われるだろう そのことで司様の記憶が戻るといいが・・・ それにしても、社長は牧野さんが失踪した当初から 牧野さんをかくまっていらっしゃった・・・ 司様の記憶が戻ったときのことを考えていらっしゃるのか・・・ そう西田は一人思いながら 仕事の書類を全てアタッシュケースに入れ終わると 「西田、終わったら行くわよ」 楓が西田に声をかけると 楓と西田は外に待たせてあるプライベートジェットに乗込んだ ポチ押しにご協力お願いします.

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#花より男子 #司×つくし 赤い糸

花より男子 二次小説 司一筋

<13> 世田谷の高級住宅街 豪邸が立ち並ぶ中ひときわ敷地建物とも大きな豪邸があった その豪邸のテラスで一人の女性が椅子に座っていた SPの一人がその女性に向かって耳打ちすると 女性は頷き、そのSPをさがらせた その女性に向かってハイティーを持っていく高齢の使用人が一人・・・ 「椿お嬢様・・・」 「あ、お茶ね。 ありがとう、タマさん」 すっとタマはお茶をテラスにあるテーブルに出した 「タマさんも付き合わない?」 「いいですよ」 そう言って、タマは椿の隣に座った 椿は紅茶を一口飲むと誰に言うとも無くつぶやいた 「つくしちゃんがみんなの前から姿を消して4年ね・・」 「はい。 そうでございますね・・・ お嬢様、つくしは今元気にしとるでしょうかねぇ」 「ええ・・・つくしちゃん勉強頑張ってるみたいよ 住み込みで働きながら一人で・・・」 椿は言葉が出なくなってしまった 「お嬢様・・・」 タマは椿の気持ちが痛いほど分かっていた 椿はつくしが失踪してすぐ手配をして所在をつかんだ そしてつくしの心が癒えるまで守ろうと 花沢類たちにも調べがつかないようにしたのも椿であった 「ねぇ・・タマさん、つくしちゃん頑張ってはいるけど 4年たった今でもまだあの馬鹿司の事で傷ついた心は癒えてないわ 本当は何度も類たちに教えようと何度も思ったし、私自身が つくしちゃんのところへ行きたいって思ったけど・・・ でもね、つくしちゃんわたしたちに会うとその後ろに司が見えちゃうと 思うのよ・・・ だから行けなかった ・・・いえ・・・もしこの4年の間に司の記憶が戻ったら・・・ そう思ったらつくしちゃんを特に類には会わせたくないって 思ってしまったのよ・・・」 椿は残りの紅茶を飲み干した 「お嬢様・・・でも4年たってます。 つくしの心の傷がまだ癒えてないとしたら 癒すことが出来るのは 花沢さんのところのぼっちゃんだけじゃないでしょうか? 4年たった今でさえつくしを探してるって耳にしましたよ それだけ想われてるんだから、つくしの心もきっと・・・」 「そう・・そうなのよね・・・ でもねタマさん、結局類もわたしたちの世界の住人よ いくら類本人がつくしちゃんの事を想っていても きっと司のときも同じように酷い目に遭うに決まってるわ だからまだ・・・」 「お嬢様・・・」 「でもずっと隠しておくわけには行かないわね・・・ ねぇ、タマさん 今つくしちゃん小説を書いたらしくて出版社の新人コンテストに 出しているんですって! もちろんつくしちゃんが辛い思いしないように 出版社に釘刺しといたけど・・・ つくしちゃんの小説が入選でもしたら・・ それを利用して私やっとつくしちゃんに会えるかも知れないわね」 ふふふっと椿は笑うと 「たまさん、新しいのいただけるかしら?」 「はいよ。 椿様も同様な事をされていたようでしたが、 牧野さんに接触した出版社はもちろん他のマスコミ関連 全てこちらの方から彼女を記事にかかないと強く依頼してあります。 約束を破った後の報復処置の話も同時に・・・」 「そう・・・わかったわ。 それで司の方は?」 楓に問われると西田は苦笑しながら言った 「はい・・・記憶障害のあるままです。 相変わらず中島さんという女性を大切になさっているようですが・・・ 彼女に使うお金がかなり高額になりつつあります。 使用人の話によると彼女の方が頻繁に司様にねだっているようです。 」 西田の話しを聞き終えると楓の表情は苦虫をつぶしたようになった 「そう・・・まだハエがたかってるのね・・・ ハエはハエでもまだ牧野さんの方が全然ましだったわね 彼女は司を一人の人間として対等にいてくれたようだし・・・ 西田日本に着いたら司のブラックカードを差し押さえなさい そして中島さんの家族及び親類縁者全てに圧力をかけなさい。 ・・・あと中島さんに小切手の用意を。 それを見せて中島さんがどうでるか・・・見ものね」 楓は微笑を浮かべた 「承知致しました。 」 西田はなんとなく社長の想っている事が分かっていた 一般家庭の子で道明寺にふさわしくないと何度も圧力をかけたが 彼女自らが友人の為に別れを決断し消息をたったり、 楓自身とも自分から向き合おうとしたこともあった 多額のお金を目の前にちらつかせたが全く動じなかった それに暴力事件を頻繁に起こし、手がつけられなかった程の司様を あれだけ更正させ人間としても一回りも二周りも 成長させてくれた点が大きいだろう そのことだけでも道明寺としては大きなプラスとなったはずだ 今は司様が記憶を失って違う女性を傍においているが はたしてその女性が牧野さんと同じようにされても尚 小切手をつきかえしたり出来るか・・・ 今までの行動を見ると多分ムリだろう その姿を見て司様はどう想われるだろう そのことで司様の記憶が戻るといいが・・・ それにしても、社長は牧野さんが失踪した当初から 牧野さんをかくまっていらっしゃった・・・ 司様の記憶が戻ったときのことを考えていらっしゃるのか・・・ そう西田は一人思いながら 仕事の書類を全てアタッシュケースに入れ終わると 「西田、終わったら行くわよ」 楓が西田に声をかけると 楓と西田は外に待たせてあるプライベートジェットに乗込んだ ポチ押しにご協力お願いします.

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花より男子 二次小説 長編 ☆ 新たな道へ

花より男子 二次小説 司一筋

もうすぐアパートに着くという路地に着いたとき、時計はもう12時を越えていた。 つくしは、まばらな街灯しかない路地に入る角をまがった瞬間、アパートの前に背の高い数人の男がたむろしているのが、目に入った。 逆光で、顔は見えない。 はたっと一瞬足がとまった。 嫌だな……。 そう思いつつも、そこを通らなければアパートには帰れない。 ええい、どうにでもなれ。 待ちくたびれた」 「ひとりで、自棄酒でも呑んできたのかよ」 つくしが慌てて、駆け寄ると、花沢類と、その横に西門総二郎、美作あきらのふたりが立っていた。 「な、なんで、どうして? 西門さんも、美作さんまで」 「なんでって……」 総二郎が、答える。 「そりゃ、司から電話で呼び出されたからだろう」 「道明寺が? なんて?」 「牧野が帰ってきたら、みんなで楽しませてやってくれってさ。 『きっとあいつのことだから、おまえらの前では強がるだろうけどよ』なーんて、自分しか、おまえのことわかってないみたいな言い方してやがったけど」 「牧野、まだ時間大丈夫? 別に、司に言われたからってわけじゃないけど、俺らでよかったら、朝まで相手してやるよ」 あきらが、そう言って、つくしの顔を覗き込む。 つくしの胸がぎゅっと締め付けられる。 道明寺。 それから、四人は行きつけのクラブや、バーをはしごしたあと、オールナイトの遊園地にまで、繰り出した。 総二郎とあきらのふたりはあくまで、つくしを笑わせることに徹しているようで、いつにも増して饒舌だった。 つくしは、それに合わせるように、笑顔を見せる。 ただ、類だけが、そんなつくしの横に寄り添ったまま、特に何をしゃべるでもなく、ただ、ついて歩いてまわっていた。 「類、眠いんじゃないの」 つくしは途中で何度か、そう言ってみたが、逆に、類の不思議そうな瞳でみつめられた後に、「牧野は」と問い返されるだけだった。 類の「牧野は?」のあとに続く言葉は、「眠いんじゃない?」という、つくしの言葉への返事ではないような気がしていた。 類は、なにかを伝えようとしているように思えた。 そして。 「さて、次はどこにいこう」 総二郎の言葉に、類が始めて口をはさんだ。 「牧野、無理に笑っても、意味はないよ」 その場にいた、つくしと他のふたりは、一瞬しんとなった。 「無理になんて……」 つくしの声は、最後は聞き取れないほど、小さかった。 それは、類の言葉が、図星だったから。 どんなに、たくさんの仲間に囲まれてにぎやかに過ごしても、どんなに華やかな場所で過ごしても、この虚しさが、苦しさが消えないことを、唇の端を無理にもちあげ笑顔を作ってみても、それは見る人がみれば、ただの無表情でしかないのだということを、わかっていた。 総二郎とあきらは、顔を見合わせて、やっぱな、と呟いた。 「みんな、ごめん、西門さんも、美作さんも、あたしの為にいろいろしてくれたのに」 「牧野、俺らが勝手にしたことだ。 おまえのせいじゃねーよ」 「とりあえず、司の指令は実行しとかないと、あとがこえーからな」 ふたりの言葉が、優しくこころに沁みる。 総二郎が、つくしの肩に手をのせ、 「じゃあ、今一番、牧野に必要なところに連れていってやるよ」 「あたしに必要なところ?」 類が「行こう」とつくしの背を押した。 更新日:2013-04-22 09:31:25•

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