奨励会を辞めて女流棋士となった天野と塔子の場合、 そこには挫折があったはずです。 この作者さんは目で登場人物の何とも言えない微妙な心情を描くのが上手な方なので、今作でも登場人物が対局中に 見せる表情に読んでいてゾクゾクとさせられます。
15マイナビ女子オープン1回戦での姉弟子の初音との対局が、それだけ香にとって大きなきっかけになったのでしょう。 自社主催「マイナビ女子オープン」予選にて、香の対局に魅せられて、将棋に興味を持つようになる。
奨励会に入ったからには、もともとは女流棋士ではなく男性と同じ「プロ棋士」を目指していたはず。
女子高生の話かと思っていたら 女子中学生や女子小学生まで登場してきて、 なんだかよくばりですね。
」と語っていたのがよかったですね。
須賀田 空(すがた うつろ) 奨励会二段で、中学二年生のド天才。 この香なら一局ごとに強くなって天野とまともに戦えるようになっても、違和感はありません。 予想通り順当にベスト4が出そろって、準決勝の組み合わせは以下のようになりました。
410、スクウェア・エニックス)• 私も楽しませていただいているので、くずしろさんには感謝です。 夏木先生が、若くて。
夏木のように実力不足を感じて奨励会を辞めて女流棋士になるのは、現実でもよくあるパターンです。
各サイト良いところがあるので、まずはそれぞれのお試し期間を利用してみてください。
」と答えます。
天野さんが取材を受けるときに 「30分以内」という条件がありましたが、 女流のタイトル戦の対局は 長ければ朝から夕方までかかります。 さらに、 主人公の早乙女香や角館塔子、 奨励会員の須賀田空も そこに出場するということで、 キャラクターがそこに全員集合。
20歳の大学生。
書誌情報 [ ]• 少年少女18禁(『月刊ビッグガンガン』 2013年Vol. 父親が将棋オタク などと話す少女。
3年B組ブラック先生(『まんがライフ』 2009年8月号、竹書房)• いつ更新がストップしても「くずしろさんは別のことをがんばっているんだな」とファンは思うだけなので、ムリのないペースでやってもらえたらいいなと思います。
自分のまわりには 世界があって人がいるのに、 興味がなくて見えていないから 存在しないのも同然 でした。 香は夏木に勝って、マイナビ女子オープンの準決勝に進出。 その言葉に、香は頭が付いていっていないようで、「 …え、も?え。
184巻では、マイナビ女子オープンでの 早乙女香vs夏木小百合の対局が描かれました。 この塔子さんの問いに、 「自分の周りの世界を見るために 私は将棋をやっている」 と香が自信を持って 答えられるようになる。
前巻から大きな存在感があった 天野香織が本格的に登場して、 彼女が何者なのかがわかってきました。
(『』 2019年10号 - 連載中、) 既刊3巻• マイナビ本戦に出場しており、小学生でアマということもあり、注目されている。
成長して主人公らしくなった早乙女香 4巻では、主人公の香の様子が3巻からだいぶ変わりました。
」としか言えません。 (『』 2010年3月10日 - 連載中、)• 主人公ですので。
角館塔子の妹弟子。 将棋が弱かった少年がプロになったり、 ライバルを倒してなにかで優勝したり、 悪いヤツをやっつけたり、 将棋が強くなって勝つことで そういった何らかの成果を得るわけです。
この第2巻からは いよいよストーリーが動き出したな という感じです。
まず前提として、 香は何にも見えていません。
天野香織の強さ 1巻では謎に包まれていた 天野香織ですが、 2巻ではずいぶん出番が増えて どんな人物なのかわかってきました。
それはマイナビ女子オープンのタイトル戦の前に行われるようなので、夏木にはまた出番がありそうです。 香には香織さんしか見えていない、 ということが これまでずっと描写されてきました。
そのあたりの話というのは、今後は天野や塔子や須賀田を通してもまた語られるのでしょうか。
では何を描きたいのか、 それが今までよくわからなかったのですが、 ようやく見えてきました。
中原(なかはら) 天野香織の師匠でベテラン棋士。