使用したいミドルウェアが、採用しているクラウドをサポートしていない場合もあります。 ただし、プライベートクラウドとは異なり、事業者から提供されるクラウド環境やサービス領域を統合せずに活用するため、バックアップやリカバリー体制の構築、業務プロセスやフェーズごとの利用など、多目的な場面で最適なクラウド環境を設計することができます。 ハイブリッドとマルチ・クラウドの現状、メリット、懸念とそれに対する解決方法を説明しています。
10また、IT運用が硬直化しており、素早いIT展開が難しい状況だ。 AppDefence、Network Insight、Wavefrontは全てアプリケーション指向であり、特にWavefrontは開発者自身が活用することもできる。
特にVMware Cloud Servicesは、セキュリティや資産管理、パフォーマンスモニタリングなどの機能を備えるが、従来型の運用管理製品のように後ろ向きな、開発者とIT部門の対立を助長するものではなく、逆にIT部門が開発者を積極的に支援し、またサービスによっては開発者自身が直接活用できるものとして示したからだ。
24時間365日の監視を実装した基本サービスに加え、各社によって差のあるサービスを補完する機能や、運用負荷軽減に不可欠なオンサイトサポートなど豊富な機能をメニューから選択してご利用いただけます。
VMwareは2016年春、マルチクラウド戦略を打ち出した。
運用形態の一種• やろうと思えば各社の料金シミュレータでだいたい月額がいくらになるのかを試算できますが、利用したい性能やどのくらいの量使うのかという情報が必要な上に、詳細な計算方法は各社違うので、試算するためにもそれなりの知識が必要です。
参照リンク - (日本マイクロソフト ニュースセンター 2014年7月10日) では、用語辞典に加えて、 やなど、ITに関連したコンテンツを提供しております。 VMware AppDefence:構成管理ツールやハイパーバイザーから得られる情報に基づき、アプリケーションのあるべき姿を「マニフェスト」として管理。
(もちろん、細かい点に目を向けると選べるマシンの性能に差があったり、類似の機能でも使い勝手に差があったりして、各サービスが「同一」ではないのですが、初心者にとっては無視していいレベルの違いだといえます) 一方で、単なる「物理サーバからクラウドへの置き換え」ではなく、クラウドのサービスをうまく活用し、迅速に新しいサービスを実現したいと考えている場合は、AWS、GCP、Azureそれぞれに力を入れている分野が違ったり、同じような機能でも使いやすさや特長に差異があったりするので、そうした細かい差異にも目を向けた選択の仕方が重要になってきます。
この3強体制が、ほぼ定着したと言って良いでしょう。
Google Cloudで多くのワークロードを実行している企業は22%だった。
7月には日本とが マルチクラウドの分野で協業することを発表している。 マルチクラウドのメリット それでは、マルチクラウドのメリットとは何でしょうか?主なメリットは、各クラウドの機能やコストを比較しての選定が容易になることと、クラウド以外の選定基準にも柔軟に対応できることです。
8また、利用シーンでもわかるようにマルチクラウドは「リスク分散」や「同時利用」が目的といえます。
ベンダーにとっては顧客囲い込みのための重要な戦略ですが、顧客側から見れば割高なシステムを押しつけられるリスクが付きまといます。
Google Cloudも多くのワークロードを抱えており、重要なプロバイダーの1つに位置づけられている。
NCDCでは、お客さまの目的に適したクラウドサービスの選定も含むや、クラウドネイティブな(クラウドのメリットを生かした)など、幅広いサービスを提供しています。
このようにマルチクラウドとハイブリッドクラウドは「ひとつのシステムとして統合されているか」という点で明確な違いがあります。 セキュリティリスクが上昇 複数のクラウド環境を併用利用することから、セキュリティ基準や対象が増加することでセキュリティ強度の脆弱性がリスクになる点が挙げられます。
13NSX Cloudも、多様なクラウドにおいて、アプリケーション単位での一貫したセキュリティ運用を支援する。
長年にわたるサービス提供の実績があり、AWSの利用事例やユーザーが豊富なため、世の中に非常に多くの情報が出回っています。
「さてマルチクラウドとは、その名のとおり、複数のクラウドを組み合わせて利用する形態を言います」といずみ。
この上で依存性の少ないものからVMC on AWSへのvMotionを実行した。
ベンダーロックインを回避できる 複数の異なる事業者のサービスを併用して使用できるマルチクラウドは、各ベンダーの依存性を低減し、ベンダーロックインを回避することにも寄与します。 今回のマルチクラウドのほかにも、プライベートクラウドとパブリッククラウドの組み合わせや、自社の仮想化環境を VMwareベースのクラウドに移行して新しいサービスは別のパブリッククラウドで実現、といった運用も考えられます。
15この企業には、マルチクラウド導入前は監視サーバーが数百台あったのですが、委託先が別々の企業であったため、問題が発生したしたときに人の作業で通知が送られていたため、発生から確認まで数十分かかることもありました。
Windowsに対する親和性が高く、従来Windows Serverを利用していた企業にとってはクラウドに移行しても違和感なく利用できるのが大きなメリットです。
Windowsというと多くの方がPC用のOSを思い浮かべるはずですが、それだけではなく多くの企業でサーバーなどにも採用されています。
運用の煩雑化 クラウドサービスを使用する際にIDやPWを使ってログインする方式であった場合、利用しているサービスの数が多ければ多いほどIDとPWを用意しなければいけず、管理も必要となります。
ハイブリッドクラウドは、複数のタイプのクラウド環境を混合させ、それらを統合して単一のシステムを構築します。 しかし、マルチクラウドで運用する環境なら、ベンダーロックインを回避しつつ、安定的にビジネスを継続することが可能です。 本来、クラウド上で可用性を担保するためには、「クラウドは止まるものだ」という認識の元でリスクを回避するシステム構築を行う必要があります。
10複数のクラウド環境、サービスを併用• 一方、自社施設内に構築したと、専門の事業者が運営するクラウドサービス()を併用する方式のことは「」(hybrid cloud)という。
プライベートクラウドとパブリッククラウド• だが、「特定のクラウドを使いさえすれば自社の問題が解決する」とは考えていないところが多いという。
一方で、サービスが一箇所の場合は、集中的にセキュリティ対策を施すことで安全性を高めることができますが、不正アクセスされた場合のリスクも高くなります。
にKubernetesをはじめとするオープンなクラウドに最適な技術が公開されていますのでご参照ください。
こう語るのは同社のパートナーであり、クラウドストレージをファイルサーバとして利用するためのゲートウェイ製品を提供するPanzuraのCEO、パトリック・ハー氏だ。
4Azureのメリット 対してAzureのメリットは以下の通りです。 ただ、AWSダッシュボードを使用してコストを管理している企業は56%にとどまり、サードパーティー製のツールを使っている企業が30%存在した。
それぞれのクラウド環境を最適に活用するためには、基礎的な知識だけでなく、各ベンダーの強みやサービスの特性についても十分理解を深めることが重要です。
「Microsoft Azure」は、リスクを嫌ってクラウドの導入を控えていた企業がクラウドに移行するにつれ、そのシェアを拡大している。
では、なぜ単一のクラウド環境だけでなく、複数のクラウド環境が必要になっているのでしょうか? クラウド・ベンダー各社が提供するパブリック・クラウドは、それぞれ力を入れている分野や、得意とする分野が異なります。
ハイブリッドクラウドはパブリックとプライベートの混合(ハイブリッド)という意味、マルチクラウドは複数のクラウドという意味。 あるクラウドプロバイダーで地域規模の障害が発生しても、別のクラウドプロバイダーは稼働し続けている可能性がある。 BCP 対策やDR対策を素早く安価に進めたいのであれば、マルチクラウド側が有利かもしれません。
また、サービスをまたがる機能の連携やデータの移動は利用者側に高度な知見や技術が求められ、サービス側のサポートは得られにくい。
現状システムの問題点を洗い出す 現在のシステム状況によって発生している問題は異なります。
だがそこには複雑さも潜んでいる。
調査対象のうち、50%がAWSで「多くのワークロードを実行している」と答えており、同様に41%がAzureで多くのワークロードを実行していた。