理由は? 藤井 4、5月にかけてしばらく対局が空きましたが、それで自分自身の将棋を見つめ直すことができたのがよかったかと思います。 どう思っているか? 藤井 最年少記録という点に関しては自分自身では、あまり意識することはなかったのですが、獲得できたというのは非常にうれしい結果だなと感じています。 ただ、ソフトによって将棋の精度もあがっていますし、こういうところで間違えられなくなっているんでしょうね。
藤井七段は王位戦で不慣れな2日制を戦った後の中1日で迎えるタイトル戦「連戦」となるすこしハードな日程となった。 一方、現役3位・歴代5位のタイトル25期を誇る渡辺棋聖だが、タイトルをかけた番勝負で連敗スタートしたシリーズは6回あり、奪取・防衛に成功したのは2回。
ヒューリック杯棋聖戦五番勝負の第4局で、藤井七段は、本局に勝てば最年少タイトル獲得が決定。
決着局となった第4局の対局場である関西将棋会館では、大勝負の余韻の残る中、昨夜に引き続いて藤井新棋聖の記者会見が今朝行われました。
先手の渡辺棋聖は7六歩と角道を開けた。
今回、棋聖を獲得できて、これまで応援していただいた方にはいい報告ができることをうれしく思っています。 その結果としてさらなる活躍ができればと思います。
藤井 自分も好きなことに夢中になったことで、この結果につながったのかなと思いますので、好きになったことを全力で取り組むということを大切にしてほしいなと思います。
藤井七段は先手の場合の勝率が良く、得意な角換わりで過去27勝4敗と圧倒的な強さを誇る。
初の17歳タイトルホルダーが誕生するかは本局に懸かっている。
そして31手目、ついに渡辺棋聖が変化する手をさします。
第2局では矢倉で戦い、敗れたが、やはり矢倉を選んだ。
場所は、大阪市福島区の関西将棋会館。
タイトル戦では棋聖戦第2局から和服で登場。
藤井七段は、中学生だった2016年10月に、史上最年少の14歳2カ月で四段昇段、プロデビュー。 まずは藤井七段から。
いまの時代においても、そういう将棋界の盤上の物語は不変と思いますし、その価値を自分自身、伝えられたらと思います。 藤井七段は、和服で、今回は黒の羽織に白というコーデ。
(以上、記者会見内容) (記者会見は9時20分に終了となった) 以上が記者会見の模様でした。
これからも体調管理に努めたいです。
中盤の指し回しなどは以前に比べたら成長できたかなと思います。
。 (藤井棋聖誕生から一夜明け、17日9時から改めて記者会見が行われる運びとなった) (藤井聡太棋聖。 記者会見の模様の続きです。
12この思いについて 藤井 今回、タイトルを取りましたけど、将棋というのは本当に難しいゲームで、この立場に立っても分からないことばかりだなと感じるので、これからも探究心を持って盤上に向かっていきたいという思いです。
それでも「責任のある立場になりますので、より一層精進したいと思います」と述べた。
弟子が初タイトルで藤井棋聖となり、お気持ちは? 杉本 タイトルは私たち棋士にとって夢の舞台で、すべての棋士の目標です。
そのような時代に人間、棋士の持つ可能性について? 藤井 数年前は棋士と将棋ソフトの対局が大きな話題になりましたが、そういう対決の時代を越えて共存の時代に入ったと思います。
今日の昼のみそ煮込みうどんは地元愛に満ちたメニューだが、どういう選択だった? 藤井 あまり深い意味はないのですが、愛知の名物でもあるので、今日の対局がそれで好結果を残せたのはよかったなと思います。 観戦の際の楽しみの1つにもしていただければ。
8対局はいつも見てくれているので、結果を出せて良かったです。
これからもいっそう精進して、よりよい将棋を指せるように頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いいたしします。
こちらの気づいていない手が多かったです。
シリーズを通して自分として成長できたかと思っています。