大羽 いわし。 丸々と太った北海道産の『大羽いわし』は、脂も甘みがあって美味しいですよ。

「サバ缶」の次はこれ! 本当にウマい「イワシ缶」定番10選

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日本では代表的なイワシで、主にイリコなどに加工されるカタクチイワシなど比べ鮮魚として店頭に並ぶ機会が多い。 他のイワシとの見分けは、側線に沿っていくつか黒い斑点が目印となる。 その体側に並ぶ斑点からナナツボシ(七つ星)などとも呼ばれている(実際には斑点の数は様々)。 地方によっても違いはあるようだが、よく知られているところでは以下のような名称で呼ばれています。 通常海の表層を群泳し、動物性及び植物性のプランクトンを食べて生息している。 「日本産魚類検索全種の同定第三版」によると日本近海での分布は北海道から九州南岸の太平洋・日本海・東シナ海沿岸、瀬戸内海とされ、海外でもサハリン、千島列島、朝鮮半島東岸・南岸、済州島、黄海中国沿岸、台湾に分布する。 産卵は春にピークを迎えるが、海域によってずれがあり、によると『南方海域で早く始まり長期間続く。 北方海域では遅く始まり短期間で終わる傾向が見られる。 12月には日向灘、山口海域で産卵が始まり、1月から3月には、これらの海域を含む九州と日本海西部へ拡大する。 4月から6月には、能登近海や、太平洋の東海地方沿岸で産卵し、6月の青森沿岸で終了する。 』とされている。 20cm程になるのに3年ほどかかり、寿命は5~6年だが、中には8年ほど生きるものもいるようだ。 エラブタに骨質条線と呼ばれる上から斜め後方に向けて放射状に数本硬い線が入っているのが特徴。 体色は背が黒に近い紺色で腹は銀色に光っている。 大きな特徴はナナツボシと呼ばれる所以の黒い斑点で、背と腹の境目あたりに濃い黒い斑点が並んでいる。 ウロコは非常にはがれやすく、漁獲時にそのほとんどがはがれてしまい、一般に売っている時にはほとんどついていない。 しかし、この斑点は必ずあるというものではなく、個体によってはほとんど見えないようなものや、逆に2~3列にわたって並ぶものなども見られる。 マイワシは日本各地の沿岸で漁獲されているが、主に太平洋沿岸で獲れている。 地域ごとの漁獲量はその年によってかなりの差があるようで、毎年のように順位は変わっている。 また、イワシは回遊し、その年によっても獲れる時期がずれることも多く、一概には言えないのが実情だ。 ただ、一般的には5月から10月にかけてがマイワシの旬と言われている。 旬カレンダー 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 マイワシ.

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丸々と太った北海道産の『大羽いわし』は、脂も甘みがあって美味しいですよ。

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2018年末、ぐるなび総研の「今年の一皿」に「鯖(サバ)」が選ばれました。 一連のブームの中、2018年夏に公開した「価格. 本稿では、ご当地モノに比べて入手しやすいメジャーな商品に着目。 いくつかを食べ比べた中から、味付けごとに部門を設定し、それぞれの「トップ2」を勝手に決定しちゃいます! マルハニチロ、ニッスイ(日本水産)、はごろもフーズなど、水産缶詰大手の「イワシ缶」が勢ぞろい。 5つの部門別に全10品を食べ比べました 【目次】 「サバ缶」と異なり、「蒲焼き」や「オイルサーディン」タイプも 採点項目は、「身のおいしさ」「味付けの秀逸さ」「脂ののり」「コストパフォーマンス」の4つ。 なお、「味噌煮部門」と「醬油煮/味付き缶部門」と「蒲焼き部門部門」は、「白米との相性」も評価しました。 集めているうちに気づいたのが、味付け加工の方向性がサバとやや異なるところ。 「サバ缶」は、各メーカーともに「水煮」や「味噌煮」が充実している印象です。 いっぽうで「イワシ缶」は、「蒲焼き」がひとつのジャンルを確立しているほか、「オイルサーディン」タイプが販売されているのが特徴的です。 オイルサーディンタイプの「イワシ缶」 ちなみに、この「オイルサーディン」、聞きなれない人もいるかもしれませんが、実は日本初の缶詰は海外品をマネたイワシの油漬け、つまり「オイルサーディン」だったという説も。 また、最近はサバに押されているように思われているかもしれませんが、実は昔からイワシは日本人になじみの深い魚です。 なぜなら、一般的に「煮干し」や「シラス」といえば「カタクチイワシ」だから。 本稿はそういったウンチクも交えながら、レポートしていきたいと思います。 水煮部門 水煮部門/イチオシの逸品 マルハニチロ「月花いわし水煮」 「月花いわし水煮」 「サバ缶」の記事でも登場した、最大手の一社であるマルハニチロの一大ブランド「月花」は、イワシでも提供。 その特徴は、脂がのった国産素材を使用することや、中身のボリュームもたっぷりなこと。 サバとイワシの違いを知る意味も含めて、スペックを比べてみました。 「月花いわし水煮」は、200gで468kcal。 必須脂肪酸である「DHA(ドコサヘキサエン酸)」は3310mg、「EPA(エイコサペンタエン酸)」は5244mg 「月花さば水煮」は、200gで360kcal。 DHAは2660mg、EPAは2300mg サバのほうが100kcalほど低カロリー。 いっぽうで、人が体内で合成できず、食物から摂取する必要がある必須脂肪酸のDHAやEPAはイワシのほうが豊富。 これは興味深い差と言えるでしょう。 なお、「月花」ブランドはサバやサンマ、イワシを展開しており、サバは水煮のほかに煮付けと味噌煮がありますが、サンマとイワシは水煮のみです。 ということで、次はサバとイワシの中身の違いを見比べてみましょう。 どちらも輪切りした身が入っていますが、「サバ缶」(下)は3切れだったのに対し、「イワシ缶」(上)は6切れ。 これは生物的な特徴として、イワシのほうがサイズが小さいため、その分、身の数が多く入っているのだと思います 次に「イワシ缶」の味をチェック! 煮汁自体は濃いめですが強すぎず、イワシの素材本来の味わいをダイレクトに感じられました。 腹部は豊かな脂をもっていて、とろける食感が絶品。 それでいて全体の身はしっかりとしていて、バランスが整ったおいしさだと思います。 そのまま、おかずやおつまみとしても十分イケるでしょう。 水煮部門/これもウマいで賞 カルディ「カルディオリジナル いわしの水煮 190g」 「カルディオリジナル いわしの水煮 190g」 全国的に展開されている、コーヒーと輸入食品の専門店「カルディ」。 同店はPB(プライベートブランド)も展開しており、「カルディオリジナル」のほかに、和ものは「もへじ」、海外ものは「オーバーシーズ」といった名称で手がけています。 「カルディオリジナル いわしの水煮 190g」は、190gで445kcal 国産のイワシを使い、静岡県焼津に工場をもつ業者に製造を委託。 また、瀬戸内の花藻塩を使っているのも特徴です。 味わいとしては、マルハニチロの「月花いわし水煮」と比べると、煮干しを思わせるシャープな苦みをほんのりと感じます。 なお、身は7切れ入っていましたが、マルハニチロのよりもやや小さめ。 切り身をマルハニチロの「月花いわし水煮」と比較。 左が「カルディオリジナル いわしの水煮 190g」 イワシの水煮は一般的にアレンジしやすい味付けなので、自炊料理に活用する人も多いはず。 その観点で言うと、味がやわらかくてより万能なのがマルハニチロ「月花いわし水煮」で、エッジの効いた味が「カルディオリジナル いわしの水煮 190g」。 「セメント系」とも言われる、ダシの濃厚な煮干しラーメンを好む人は後者を選ぶといいと思います。 醬油煮・味付き缶部門 醬油煮・味付き缶部門/イチオシの逸品 マルハニチロ「釧路産 大羽いわし味付」 「釧路産 大羽いわし味付」は、100g当たり163kcal。 200g入りなので、1缶326kcalです。 公式サイト価格は1缶410円(税込) 同缶は、マルハニチロの北海道〜青森の生産拠点である「マルハニチロ北日本」発の商品。 地の利を生かしたプロダクトがウリで、この缶詰のイワシは釧路産。 体長18cm以上の大型を厳選しているのが最大の特徴です。 大きめサイズの缶の中に、イワシがびっしりと2尾入っています 身は脂をたっぷりと蓄えており、リッチなおいしさを楽しめますが、味付けも秀逸。 みりんのような甘みと生姜の風味が効いた煮汁は、味も濃いめで絶品です。 もしこれが、小料理店などでそのまま提供されても、缶詰だとは気づかないであろうレベルです。 ただ、ひとつだけ問題と改善点があります。 実は、缶切りがないと開けられません それは、缶切りが必要ということ……。 利便性が追求されるこのご時世、けっこう珍しいですよね。 しかも、缶切りが必要であることがパッケージ類に書いておらず、厚紙の包装に覆われているので、はた目からだと気づかないのです。 筆者自身も、開封する時点でそのことに気づき、面くらいました。 商品の味自体は絶品なので、そこが改善されるともっといいと思います。 醬油煮・味付き缶部門/これもウマいで賞 SSK「旬 鰯醬油煮」 「旬 鰯醬油煮」は、100g当たり204kcal。 商品の内容量は175gです SSKのロゴで知られる「SSKセールス」は、缶詰以外にスープや惣菜、パスタソースなど、幅広く手がけている企業。 野球系のスポーツ用品メーカーにも「SSK」はありますが、まったくの別会社です。 中サイズのイワシが8切れ入っていました 本商品は、旬の時季に水揚げされた国内水揚げのイワシを厳選。 味付けには、熟成に6か月以上かけた濃口醬油である八木澤商店の「いわて丸むらさきしょうゆ」を使用しています。 煮汁は甘じょっぱくておいしいのですが、汁の油分が多い印象で、その分、醬油のウマみが抑えられ、塩味だけ前面に出ているような気がしました。 こうして比べると、「釧路産 大羽いわし味付」の大きさが明らか! 醬油煮・味付きというジャンルの特性上、どちらも白飯との相性は抜群。 なお「釧路産 大羽いわし味付」は価格こそ高めですが、クオリティやボリュームを加味すれば決して高すぎるとは思いません。 それもあって、缶切り問題は残念な気がします……。 味噌煮部門 味噌煮部門/イチオシの逸品 カンピー「銚子港水揚げ いわし味噌煮」 「銚子港水揚げ いわし味噌煮」は、100g当たり259kcal。 商品の内容量は190gです 「カンピー」は、食品卸の業界大手である加藤産業のPB。 缶詰のほかにジャム、ピーナッツバター、シロップ、乾麺、乾物など、さまざまな食品を手がけています。 この缶詰は銚子港で水揚げされたイワシを使い、信州味噌を中心に味付け。 隠し味に生姜パウダーを使っているのも特徴です。 中サイズのイワシが9切れ入っていました 煮汁の油分がちょっと多めなので、もっと生姜の風味を効かせたほうが好バランスな気もします。 味付けとしては甘みを強く感じますが、味噌煮であればこれぐらい甘いほうがいいのかもしれません。 というのも、濃いめではありながら、イワシの身がやわらかくなるほど、ひたひたに味が染みてはいないからです。 いずれにせよ煮汁は絶品で、捨てるにはもったいないと思えるレベル。 夏は冷や汁とか、冬は味噌味の鍋の具などに使えると思いました。 味噌煮部門/これもウマいで賞 ニッスイ「いわしみそ煮」 「いわしみそ煮」は、100gで193kcal。 「カンピー」より低カロリーです ニッスイこと日本水産は、明治創業の老舗であり超大手。 有名な商品をあげるとすれば冷凍食品の「ニッスイ 大きな大きな焼きおにぎり」ですが、缶詰や魚肉ソーセージなど、さまざまな食品を販売しています。 容量は100gとコンパクトながら、大ぶりの身が3切れ入っています 甘さは控えめで、その分、塩味が強調されている印象。 味の方向性としてはおいしいです。 味噌煮であればもう少し濃くてもいいのかなと思いつつも、健康面に配慮している結果なのかもしれません。 「カンピー」よりも薄味に感じましたが、カロリーが低いのは強み。 好みが分かれるところでしょう。 身はニッスイのほうが大きい分、食べ応えがあります。 全体的な量や健康面を気にする人はニッスイにするなど、食べるシーンによって使い分けるといいでしょう 蒲焼き部門 蒲焼き部門/イチオシの逸品 マルハニチロ「秘伝いわし蒲焼」 「秘伝いわし蒲焼」は、100gで218kcal 筆者、マルハニチロの回し者でも何でもないのですが、蒲焼き部門でも同社商品が素直においしいと思いました。 それを凌駕するウマさを感じたのがこれ、「秘伝いわし蒲焼」。 蒲焼き缶詰の特徴のひとつが、イワシのカット方法。 半分におろされた切り身になっていて、本商品にはそれが4枚入っていました 「秘伝いわし蒲焼」は、羅臼昆布のダシを効かせることで奥行きを演出。 このひと工夫がワンランク上のおいしさを実現しているように思います。 また、見た目からして特徴的なのがツヤのある照り。 この場合は煮汁ではなくタレと呼ぶのかもしれませんが、羅臼昆布のふくよかなウマみが醬油と調和して深みのあるおいしさを実現しています。 焼いているからか、独特の香ばしさもあってタマりません。 蒲焼き部門/これもウマいで賞 HOKO「いわし蒲焼」 「いわし蒲焼」は、「秘伝いわし蒲焼」と同じく100gですが、同社の規定(個体差などによりバラつきが出るという理由)によりカロリーなどの栄養成分表示がありません HOKOは、戦後まもなく創業した株式会社宝幸のブランド。 現在は日本ハムグループで、チーズやフリーズドライなども手がけています。 そんな同社の「いわし蒲焼」は、国内工場で製造した正統派の味わいが特徴。 こちらも半身のイワシが4切れ入っていました タレは甘みが抑えめで、そのためかマルハニチロ「秘伝いわし蒲焼」より香ばしさは若干強い印象。 あわせて、ウマみをともなう適度な苦みもあっておいしい。 とはいえ、蒲焼きですし全体的にはもっと濃くてもいいと思います。 ちなみに、パッケージに山椒の葉がのっていますが、山椒の風味はありません。 ただ、ウナギの蒲焼きには山椒がよく合うように、別途でふりかけるといいと思います。 マルハニチロはタテ幅が広め、HOKOはヨコ幅が長めという特徴が見られました 蒲焼きタイプはどちらも、薄切りにされている分、タレの味が染み込んでいました。 なお2019年夏の土用丑の日は7月27日。 「ウナギは高くて……」という人は、イワシの蒲焼きでしのぐという手もありでしょう。 オイルサーディン部門 オイルサーディン部門/イチオシの逸品 缶つま「日本近海獲り オイルサーディン」 「日本近海獲り オイルサーディン」は、中身の固形量が75gで181kcal 「缶つま」は、創業300年を超える食品&酒類の総合卸売りの老舗「国分グループ本社」のオリジナルブランド「K&K」から生まれた人気シリーズ。 その名の通り、お酒に合う缶詰が多彩にラインアップされており、その中のオイルサーディンが本商品となります。 パッケージと変わらない、きれいな配列で敷き詰められたイワシ。 中には、頭と尾をカットした身が8切れ入っています イワシ以外はオリーブオイルと塩のみなので、ほかの「イワシ缶」に比べて味わい自体は淡白。 そのいっぽうで、オイル漬けのために身は非常にやわらかく、素材のウマみも存分に楽しめます。 お酒とのペアリングなら、白ワインやスパークリングワインが合いそう。 何かにのせて食べるなら、オイルサーディンは白米よりパンがオススメです ただ、そのまま食べるとなると、薄味な分、ほかの「イワシ缶」よりも物足りなさがあるかもしれません。 バゲットなどのパンにのせたり、オイルをディップしたり、またはパスタの具にするといい気がします。 袋の中に、レシピ集が入っています 最後はこちら。 「シーチキン」で有名なはごろもフーズが販売している輸入品です。 ここで「シーチキン」についてのウンチクを2つ。 「シーチキン」は、同社の商標なので他社はこの名称を使えず、おにぎりなどのシーチキンマヨネーズ商品は、あのフォント(字体)とともに(R)のレジスターマークが付いています。 また、「シーチキン」はツナ(マグロ)だけでなくカツオを使う商品(「シーチキンマイルド」の魚がカツオ)もあるので、厳密にはシーチキン=ツナではないのです。 「はごろも&キングオスカー オイルサーディン」は液汁を含む105gで411kcal では本題へ。 こちらは「サーディン」を「サーティーン」と文字った、遊び心あふれるコラボ商品。 ベースとなっているのは、1902年にノルウェーとスウェーデンの統一王であるキングオスカーII世より、特別な認可を与えられて誕生した逸品です。 「缶つま」より若干細めのイワシが9切れ入っていました 原産国名はポーランドとの表記ですが、使用しているのはノルウェーのフィヨルド近海で漁獲した「ブリスリング」と呼ばれる種類のイワシとのこと。 こちらをカシの木のチップでスモークし、大豆油で調理。 ブリスリング種はやわらかな食感が特徴とのことで、確かに「缶つま」よりもさらにほぐれやすいです。 燻製の香りは弱めですが、塩味は「缶つま」よりあるので、味付けとしてはこちらのほうがすぐれているかもしれません。 酒と合わせるなら、ハイボールがオススメです。 国産イワシを使った繊細な味付けの「缶つま」と、海外産を香り高く仕上げた「はごろも&キングオスカー オイルサーディン」 産地も味付けも異なるため、好みが分かれるところですが、筆者的には僅差で「缶つま」が1歩リード。 もっと「はごろも&キングオスカー オイルサーディン」の燻香が強ければ違うかもしれませんが、「缶つま」はイワシ本来のたくましい味わいがおいしいと思いました。

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【いわし缶レビュー】マルハニチロ 釧路の大羽いわし味付が最高峰の旨さ│めだか水産 広報部

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こんにちは、今日は7月の魚、大羽イワシについて話してみたいと思います。 日本近海のマイワシは回遊の周期があるみたいで、一定量のきまった水揚げがある魚じゃございません。 参考までに農林水産省の海面漁業生産統計調査の資料から抜粋すると、平成23年は10年ぶりの大漁でした。 都道府県別には千葉県、茨城県、島根県が水揚げ量のトップ3。 ところで、仙崎はケンサキイカやマアジの水揚げが県下有数の漁港なんですが、漁獲「量」で見るとイワシ類が圧倒してるんです。 「類」というのはなんじゃ?と突っ込みましたね! いろいろありまして、大きなもの小さなもの種類が微妙に異なるもの、煮干しにしてもその味は随分と違うようで、加工の専門家のお話を伺っているだけで、トリビアの泉にトリップしてしまいます。 さて、仙崎では大きく次の7魚種がイワシ類として水揚げされ、市場でのセリも分けて行われています。 ウルメ• カタクチ• キビナゴ• シラス• ヒラゴ• 大羽イワシ• 中羽イワシ それぞれについて解説を加えますと長々となってしまうため、今回は大羽イワシについてですね。 ニガについてはをご覧ください。 国内でイワシといえば、おおかたが「マイワシ」、「ウルメイワシ」、「カタクチイワシ」のことを指します。 ちょっと学術的になりますが、 見た目も生物学的にもひじょうに近いんですね。 そこでマイワシは魚のサイズによって大羽、中羽、ヒラゴと分けてセリにかけます。 大羽:およそ20cm以上• 中羽:およそ10~20cm• それ以下をヒラゴ 結論をいうと大羽イワシとは、大きなサイズのマイワシのことなんです。 仙崎出身の詩人、金子みすゞさんの一篇に『』という作品がございます。 朝焼小焼だ 大漁だ で始まるこの詩、気付いた方はいらっしゃいますか?朝焼けの中、たくさんのイワシを積んだ漁船が港に戻ってきます。 俳句の季語では夏を表す「朝焼け」を冒頭に持ってきて、みすゞさんはイワシ船の帰港を表現しました。 5時過ぎに夜は明け、朝日は梅雨の前線が残る東の空を赤く照らしている。 通方面から戻ってくるイワシ舟は、その下をゆっくりと傾きながらすべるように近づいてくる風景が短い文章に凝縮されてますね。 おそらく彼女が詠んだイワシとは仙崎で漁獲量の多いカタクチイワシの幼魚 ニガ なのではないでしょうか。 大羽もカタクチも仙崎じゃ夏の魚。 でもイワシの季語って秋なんだってね、umisachiいまいち納得できないです 笑。 マイワシの本場、太平洋側の千葉や茨城でも「入梅イワシ」と呼ばれ脂がのって美味しいのは梅雨時の今でしょ!? 国内のことばかり書きましたけど、マイワシは世界中で食べられてます。 日本料理だと何でしょうね、塩焼きや煮付けが一般的ですが、欧米の有名な料理や加工品を拾い上げてみましょうか。 オイルサーディン…オリーブオイルで煮込む加工品の代表 アンチョビ…原料はカタクチイワシですけどね、塩漬けイワシはさまざまな料理に使われます Pica Pica(ピカピカ)…ドミニカ料理でイワシの炊き込みご飯 マリネ…スペイン、イタリアなど地中海沿岸でポピュラーな料理、白ワインビネガーを使います ブランダード…南仏プロバンス地方では塩漬けのタラを使いペーストにして味わいますがイワシでもいけます ところ変わればイワシも千変万化。 西欧ではオリーブオイルと塩に漬け込んで仕上げ、中華料理ではピリ辛風味のあんかけとなります。 ほとんどがイワシ独特の臭みを香辛料などで包みこみ調理されますけど、和食では醤油や生姜がこれにあたるのでしょう。 超がつくほど鮮度落ちの早い魚ですから、唯一といってよいと思いますが刺身で消費されるのは日本だけ、それも漁場に近い近海の街とされます。 仙崎産の大羽イワシが丸のまま鮮魚売り場に並んでいたら、わさび醤油で味わえるのも長門だけということになるでしょうね。

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