ワンス アポン ア タイム イン ハリウッド 感想。 ワンスアポンアタイムインハリウッドの意味は?ラスト結末も感想ネタバレありで考察!

【ネタバレ考察】『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』クリフ・ブースは何だったのか?チェ・ブンブンのティーマ

ワンス アポン ア タイム イン ハリウッド 感想

もくじ• 「ワンス アポン ア タイム イン ハリウッド」あらすじ。 実際の事件が元ネタだった! 英題 「 Once upon a time in Hullywood」は 1970年手前に実際に起きた カルト事件に基づき製作される話題の作品。 ハリウッド女優の シャロン・テートが、映画監督の ロマン・ボランスキーと結婚した翌年の1 969年に狂気のカルト集団チャールズ・マンソン・ファミリーによってお腹の子供と一緒に殺められた事件を題材にしています。 しかそなんとこの犯行は、 人違いだったのです。 シャロンテートが住んでいた家の前住人がチャールズ・マンソンを音楽でメジャーデビューさせることができず、これを信者が逆恨みしたことで自宅に侵入、そこにいたシャロンテートを人違いで殺してしまったということが事実のようです。 そのあと犯人たちは終身刑を言い渡され、獄中死しています。 その事件が題材の映画なんだ!じゃあレオ様とブラピは何役なの?? 本作では、 レオナルド・ディカプリオは1950年代に西部劇で活躍した俳優 リック・ダルトンを演じます。 いわゆる落ち目になりつつもこだわりとプライドのある俳優で、主演ドラマがキャンセルになった後もテレビドラマにゲスト出演を続けています。 そのリックダルトンの相棒であり、親友が ブラッド・ピッド演じる クリフ・ブース。 飲酒運転で免許を失ったリックの代わりに、クリフが運転手を務めています。 リック・ダルトンはシャロン・テートの住まいの隣人、お隣さんなのです。 なので直接的に1969年の事件を描いているのでは無く、 それによりインスパアされた「当時のハリウッド」をありありと再現し、 それぞれの登場人物の生き様や 命の輝きが存分に描かれた作品となっています。 リック・ダルトンは自身の映画キャリアを掛けて起死回生に努めます。 また、クリフ・ブースもヒッピーの少女を親しくなったことから 壮絶な運命に巻き込まれていきます。 考察・ラストでレオ(リック・ダルトン)はどうなったのか? 映画を見ているとこの隣人宅に招待されたあと、 リックがまたどうにかなってしまうのではないかとハラハラしましたが、 隣人宅に招き入れられ、楽しい夜を過ごしたようです。 リック・ダルトンの隣に若き成功者であるロマン・ボランスキーと女優のシャロン・テートが引っ越してきたとき、リック・ダルトンは自身のキャリアが終盤であると落ち込んでいました。 作中でもリック・ダルトンが自身の俳優としての落ち目の情けなさに 涙したり怒りを顕にするシーンがありましたね。 最初はお互いに挨拶はおろか、すれ違うことも無かったのです。 そこから物語は進み、運命を切り開いたリック・ダルトンは (人殺しという衝撃なこともやってのけ) ハリウッドの時の人である隣人 と会話をし、家に招待されるのです。 つまりこれは、 リック・ダルトンに成功者としての扉が再び開いた と解釈できるのと思います。 リック・ダルトンが再びハリウッドに返り咲いたことを 隠喩しています。 解釈2・当時のハリウッド、アメリカをありありと描いた 作品内ではとにかく、当時のアメリカの様子がありありと 描き出されています。 人物、酒、タバコ、車、ヒッピー、ファッション… すべてがエネルギッシュで躍動的。 この時代の「ハリウッド」という 特殊な世界、特殊な文化がすべてのシーンで色濃く描写されています。 またタランティーノ監督自らが4歳の頃にロサンゼルスに 移り住んでいたそうで、 そのリアリティがより伝わってきますよね! 解釈3・シャロン・テートへの誤解の払拭と追悼のメッセージが込められている 実際には 妊娠8ヶ月でありながら、 命を奪われたシャロン・テート。 当時、 「人違い」で事件にあってしまったシャロン・テートでしたが、 マスコミにはシャロン・テート自身も麻薬に関わっていたなど、 彼女にも非があったかのような報道がされていたそうです。 しかし、タランティーノ監督は独自の調査で、 それは 間違った報道であったと確信するのです。 作中での マーゴット・ロビーが演じる シャロン・テートは 生き生きと前向きでキュート。 快活で誰にでも好かれるような女性として描かれていました。 実際には命を奪われてしまった彼女が本作では、 無事に幸せな人生を送っていおり、 子供も産む未来が暗示されています。 さらに犯人たちとされるヒッピーのカルト信者は レオとブラピにこれでもかというほど、 残酷にこっぴどくやられてしまします。 これはタランティーノ監督のシャロン・テートへの誤解の払拭と 追悼の意を込めたメッセージであると受け取れますね。 まとめ いかがでしたでしょうか? 上記のポスターでも中央でシャロン・テートが幸せそうに踊っている様子が描かれており、これはハリウッドに闇を落とした事件をタランティーノ監督なりの方法で 鎮魂し、愛を送った御伽話だと言えます。 タランティーノ監督の素晴らしさ、鬼才ぶりを改めて 堪能できる作品でした。 バイオレンスな描写はタランティーノ節として 健在ですが、 監督の写し描きたいモノが 美しいパワーを放っており爽快にすら感じましてね! 最後までお読みくださりありがとうございました!.

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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのほいほいの映画レビュー・感想・評価

ワンス アポン ア タイム イン ハリウッド 感想

前半2時間に伏線を散りばめ、ラストで全て回収する爽快感は半端じゃなかった。 格闘技の試合の時、減量して計量し終わった後に飲んだ水くらい美味しかった。 覚醒と解放。 しかしながら、前半2時間は辛かった…。 淡々と物語がただただ進んでいく。 この作業のような単調さは、まるで減量の時のようだ。 食べたいものは食べられず、飲みたいものも飲めず。 ただひたすらに来るべき時を待ち自分の重さを軽くするだけの苦行。 日にちが決まっているから頑張れるだけなんですけどね。 2〜3週間前から食事制限して、塩分を抜く。 塩は水分を身体に溜め込む作用があるので塩を抜くと水がたまりにくくなる。 そんな事をしてうまくやりくりして、2〜3週間かけて落とした体重6kgがたった1日で戻るのはびっくりします。 笑 そんな感覚。 ディカプリオが最後太ってたのがマジ太りだとしたら相当凄い。 痩せるより太る方が大変です。 太っちゃうのは簡単ですけど…自らの意思で 多分、期間も決まってる 食べなきゃならない事ほどの苦行はないと思います。 満腹のところに更に定食もう一つ食べなきゃならないのって…想像もしたくない。 あー、やだやだ。 楽しく健康的に生きたいですね。 ブラッドピットの無双感が半端じゃなくカッコ良かった!! ブラピが着てたイエローのアロハが欲しくなりました。

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ワンスアポンアタイムインハリウッドの意味は?ラスト結末も感想ネタバレありで考察!

ワンス アポン ア タイム イン ハリウッド 感想

イオンシネマ京都桂川で2回鑑賞。 どちらもかなり混んでいた。 学生さんなどあんまり若いお客さんは居なかった。 「映画館での映画って久しぶり」って話してる人が居たので、普段映画は観ないけどタランティーノの作品だからとりあえず来たみたいな人が多いのかも知れない。 個人的にはタランティーノ映画で1番好きだったのはリアルタイムの劇場で初めて観れた「ジャンゴ繋がれざる者」。 今回の題材にも通じるけど胸糞の悪い歴史に対して映画で出来る痛快な救いを、という部分でタランティーノ作品の中で1番カタルシスを感じた作品なので。 今作もそういう意味でラストにカタルシスはあるけど、観てる間ずっとハラハラするような映画ではなく、どちらかといえばのんびりした日常描写が多い。 ただその日常描写にこそタランティーノの映画愛が詰まっていて全編愛おしくて、今までとはまた違う味わいの大傑作になっていた。 もちろん8月9日の悲劇へ向けて進んでいくからこそ、彼らの日常の多幸感が切なくもある。 でもラスト、映画愛に狂っているタランティーノにしか出来ないやり方で「映画は絶対に負けない」と表明してる様で後追いで泣いてしまう。 (ラスト周辺観てる間は笑うしかないので) ディカプリオ演じるリック・ダルトン。 最初アル・パチーノから自分の現状を言葉にされメソメソ泣くシーンからもう好き。 悲しい事実を初めて打ち明けられるとかじゃなく、薄々自分でも気づいていた自分の現状をあえて口に出された事に、ショックを受けているのが情けないし愛らしい。 もちろんここは観客に彼がどういう俳優なのか説明しているシーンでもあるんだけど、彼の駄目だけど憎めない人柄の紹介にもなっている。 中盤のヒッピー風の悪役をやる所、嫌々ながらもいざやり始めると真っ直ぐに頑張る人ではあるので一生懸命なのだけど前日に飲み過ぎた酒でセリフを忘れる失態。 ここから「俺のアホ!このアル中!次やったら脳天ぶっ飛ばす!」と自分への責め方が容赦無いのに、途中で無意識に酒飲んでるのが駄目すぎて爆笑。 本当人間臭い。 そして気持ちを切り替えて挑んだ次の撮影の時の演技の迫力が素人目から観ても段違いに素晴らしくて、やっぱ俳優さんって凄い。 あとこのシーンは完全にディカプリオとリック・ダルトンが同一化して観えるのが面白くて、最後の「俺はリック・ダルトン様だ」と涙ながらに呟く所で、こういう瞬間があるからこの人(そして演じるディカプリオ)は、俳優を辞められないんだろうなぁと思えてきて、観てるこちらも涙が出てきた。 だって僕もこういう素晴らしい瞬間が詰まってるから映画を観るのをやめられないもん。 ブラピ演じるクリフ・ブース。 戦争も経験していて、特に怖いものない人。 こないだ「運び屋」でイーストウッドが「俺は戦争知ってるし、お前らなんて怖くねぇ」ってシーンがあったけどクリフもそんな感じのドッシリした佇まい。 予告観た時点ではディカプリオから無茶振りされて危ない事ばっかやらされるスタントマンの役なのかなぁと思ってたけど、本編を観たらむしろ真逆。 スタントマンという肩書きすら危うく、ほぼリックのお手伝いさん化している。 冷遇されて可哀想だなぁとか、思ってたらあんまり仕事貰えない理由がブルース・リーと、どつき合いして追い出されたという割と普通に駄目な人。 しかし自分のそういう状況を決して憐れんでなくて、自分を曲げる位なら仕事ないのも「まあ、しょうがない」って感じ。 個人的には生涯ベスト1音楽映画の「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」のルーウィンとかに近い駄目感。 そしてルーウィンと同じ様に日の目を見ず夢の中に埋もれていった人。 僕はどうしてもこういうキャラクターが出てくると無条件で好きになってしまう。 タランティーノもそういう表舞台に立てず居なくなっていった人の象徴として敬意を示す様にクリフを描いている感じがする。 ただ演じているのがブラピなので超色っぽくてズルイ。 あんなカッコいいアンテナ修理、人生で初めて観た。 でもこのクリフの最大の見せ場は何といってもスパーン牧場でのシークエンス。 今までの多幸感に満ちた日常から、僕らの知っている悲劇の現実に引き戻されて、とても恐ろしくなる。 ダコタ・ファニング演じるスクィーキーとの網戸越しの会話シーンの緊張感から、外で並んでこちらを見ている若者達、家の中に入ってからのハエの音、罠にかかって動けないネズミの鳴き声など不穏な演出のオンパレード。 そしてその後のブルース・ダーンとブラッド・ピット名演技合戦から、安心したと思わせてからの牧場を出るまでの一悶着。 こちらもこちらで幸せな日常描写とは違う、映画的な多幸感&緊張感に溢れていて本当最高。 タランティーノありがとう!って心の中で叫んだ。 そんな感じで性格的にはクリフとリックは真逆なのだけど、だからこそ2人で補い合えるいいパートナーって感じで彼等のやり取りをずっと観ていたくなる。 リックに関しては「忘れるなよ、お前はリック・ダルトン様だ」など、クリフが言った言葉に無意識的に助けられていたりする。 だからラスト救急車に乗せられる直前にリックに「俺は足を引きずっても生きていける」的なセリフをクリフが言うのだけど、リックが読んでいた本の腰を駄目にした馬乗りの主人公とも重なってジンワリ感動するし、ここでのリックの表情がクリフに救われている事に自覚的になった様な気がした。 だからここでのリックからの「いい友達だ」ってセリフが最初と全然違う響き方がしてかなり泣けた。 マーゴット・ロビー演じるシャロン・テートもとても愛らしくて最高。 映画観た誰もが言ってるけど、中盤彼女が映画館で自分の映画を観るシーンの何層にも重なった感動が本当凄まじい。 スクリーンに映し出される本物のシャロン・テートを観ている劇中の人物達の多幸感と、今このシーンを劇場で観ている僕たちが完全に繋がる素晴らしいシーンだった。 またここで彼女が劇中のブルース・リーと練習しているシーンが差し込まれるのが彼女が一人の俳優として確かにそこにいた、という事を強調している様で切なくなる。 ただとっても凄い事をしている映画なのに偉ぶった印象ばかりが目を引かないのがタランティーノの素晴らしい所だと思う。 しょうもなくコミカルなシーンもふんだんに盛り込まれている。 2回劇場で観てどっちの回も爆笑が起こっていたのはブルース・リーがクリフにぶっ飛ばされて車が凹む所。 そんなに凹む?って位凹んでいるのが最高。 あと2回観るとフワーっと笑わせてくる様なディティールに溢れているのが分かるので2回目の鑑賞は本当オススメ。 冒頭のクリフがセロリ食べてる所から僕はニヤニヤが止まらなかった。 あとザ・タランティーノ的な爆笑ポイントとしてはやっぱラストの襲撃シーン。 ここでの襲撃者に対して間抜けな悪役としてしか描かない感じも好き。 相変わらず「クソ野郎共は映画の中で位スッキリ死んでくれ」というタランティーノの姿勢が出ている。 まあそれにしてもバイオレンス。 まずターゲット変更されるきっかけになるリックの「私道から出ていきやがれ!」のまくし立てがひどい。 ミキサーに入った酒を持ったまま出てきてさんざん怒鳴った後にチビリと飲んでるのが半年たっても安定のアル中具合。 その後、敵が乗り込んでからのクリフと犬とのバディ感が最高だし(あのブラピのチッチッて合図ずっと練習しちゃう)、不確定要素で入ってきた奥さん(イーライ・ロスの嫁)がいちいち反応良くて笑う。 クリフの女性に対する壁ドン攻撃も容赦無くて笑ったし、逃げたと思ってたらノソノソと火炎放射器を物置きから持ってくるリックの仕草で爆笑。 その他、ちょっとだけ出てくる豪華キャストの演出も相変わらずの素晴らしさで楽しいし、家の中にある細かい時代性を感じる小道具使いも素敵だし好きな所しかない映画。 イングロリアス・バスターズやジャンゴみたいに分かりやすく面白い展開が沢山ある映画じゃないけど、彼がこれまで撮ったどの作品よりも映画愛に満ちたとっても素晴らしい作品。 観返せば観返すほど、思い返せば思い返すほど、どんどん好きになっていく宝箱の様な映画だった。

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