また,厚さ1mm未満の積層板は,曲げ強さ(層に垂直)の試験及び厚さ10mm未満の積層板は, 曲げ強さ(層に平行)の試験を行わない。
加圧片の上面は,焼入れし た鋼球が確実に入るように丸みをもったくぼみをつける。 3 の直流増幅器を有する絶縁抵抗測定器を用いてもよく,特に106M 坎 上の場合はこれを用い る。
1 4 によって行う。
日本工業規格 JIS K6911-1995 熱硬化性プラスチック一般試験方法 Testing methods for thermosetting plastics 1. 図19 誘電率試験及び誘電正接試験の相互誘導ブリッジ法 1. そのため、温度変化による影響を受けにくいのです。
試験片の折れた箇所が試験片を3等分した中央部 以外である場合には,これを試験値に採用せず,再試験する。
汎用プラスチック、エンジニアリングプラスチック、スーパーエンジニアリングプラスチックはさらに結晶化度によって結晶性プラスチックと非結晶性プラスチックに分類されます。
91 装置 次に示すものを用いる。 1回の打撃で試験片が折れたときの振上がり角 戰銊 み, 戰歛 するエネルギー E をエネルギー表[5. 01mmまで正確に測 る。
01mmまで測り,その平均値を肉厚とする。
あってはならない。
PVC(塩化ビニル)やPMMA(アクリル)、ABS、PC(ポリカーボネート)などがこの非結晶性プラスチックに当てはまります。
熱硬化性プラスチックは熱可塑性プラスチックと同じプロセスで製造されるが、高分子間は共有結合で非常に強く結合されるので、液体から固体になると元の状態に戻すことは非常に難しく、加熱しても再び変形することがない。 割れがなければ、加熱しても軟化や再加工ができません。 4 計算 次の式によってアイゾット衝撃強さを算出する。
121 1 による。 材料が固まる時間は熱可塑性樹脂よりも長くなってしまいますが、製品を大量に作る際にメリットの大きい加工方法です。
02mmまで測り,主電極とガードとの輪状のすきまが,一様に1mmであ ることを確かめる。
厚さの調節は,台となるものをなるべく等 しい厚さになるように削って行う。
3 金型 図8に示す形状・寸法に成形できるもの。
その切断面 はJIS R 6252に規定する研磨紙などで平滑に仕上げる。 円周率=3. 3 方法 試験片の高さh mm 及び幅W mm を外側マイクロメータを用いて0. 54 K6911-1995 図39 アイゾツト衝撃試験片の取付け 被衝撃面と自由に下垂した刃縁が一様に接触することを確かめる。 尿素とホルムアルデヒドを原料とした樹脂• 1 1 による。
12 成形材料(漏斗から注ぐことのできない場合) 次によって行う。
—ポリカーボネート(PC)• 01mm まで測る。
4と同様の方法で貫層耐電圧を測 る。
服のボタンや電車のつり革もユリア樹脂が使われています。
この温湿度以外の状 態で試験を行った場合は,その温湿度を結果に付記する。 5 K 6 9 11 -1 9 9 5 表1 試験項目 試験項目 摘要 適用 箇条 試験回数 試験片の大きさ mm 試験片の前処理条件 測定値, 単位又は 表し方 試験結果 の表し方 成 形 材 料 積 層 板 積 層 棒 積 層 管 見掛け密度 及びかさば り係数 漏斗から注ぐことのできる場 合 5. 力の作用点が試験片の中心軸線と一致するように,つかみ具に試験片を取り付ける。
12 K6911-1995 試料が塊状で漏斗に付着する場合には,ガラス棒でばらばらにする。
2 試験片 試験片は厚さが1. 2 K6911-1995 3 遊離水分 成形材料を室温で乾燥させることによって失われる水分。
また,積層板を図7 b に示すように一すみで鉛直につり,その積層板の水平な対角線に直定規を当て, 最大そりと同様にして最も大きな隔たりを求め,これを積層板の最大ねじれとする。
該当する樹脂 汎用プラスチック ポリエチレン(PE) ポリスチレン(PS) AS樹脂(ASもしくはSAN) ABS樹脂(ABS) ポリプロピレン(PP) 塩化ビニル樹脂(PVC) メタクリル樹脂(PMMA) ポリエチレンテレフタレート(PET) 汎用エンプラ ポリアミド(PA) ポリカーボネート(PC) ポリアセタール(POM) 変性ポリフェニレンエーテル(m-PPE) ポリブチレンテレフタレート(PBT) スーパーエンプラ ポリフェニレンスルフィド(PPS) ポリアリレート(PAR) ポリサルホン(PSU) ポリエーテルサルホン(PES) ポリエーテルエーテルケトン(PEEK) ポリエーテルイミド(PEI) ポリアミドイミド(PAI) 液晶ポリマー(LCP) ポリイミド(PI) その他 フッ素樹脂 熱可塑性エラストマー ポリメチルペンテン(PMP) 生分解性プラスチック 繊維素系プラスチック まめ知識 ポリエチレン、PSグループ(ポリスチレン、AS樹脂、ABS樹脂)、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルを一般に「4大汎用樹脂」と呼ぶ。 9 貫層耐電圧 積層品の層に垂直方向に電圧を印加したときの耐電圧。 資源を有効に使うために、熱硬化性樹脂を使った加工では不良を作らないようにしたいものですね……。
104 方法 前処理後の試験片に直径38mmの金属はく又は導電性ペイントの電極を同心軸上に位置するよ う両面に装着する。
この場合試験片は,厚さ約 10mmの石綿板の上に置かれたろ紙の上に置く。
次に試験片保持具から試験片を取り去り,附属マイクロメータで保持板の間隔を試験片の実測平均 厚さtに等しく調節して固定する。
この熱硬化性樹脂の代表が、フェノール樹脂です。