(特定の背景を有する患者に関する注意) (合併症・既往歴等のある患者) 9. 抗血小板療法を行っている患者については、本剤投与に伴い、その治療を中止してはならない。 1).急性疾患(手術後・外傷後並びに抜歯後の消炎・鎮痛)に対し本剤を用いる場合には、急性炎症及び疼痛の程度を考慮し、投与する。 ショック、アナフィラキシー:ショック、アナフィラキシー、呼吸困難、血管浮腫、血管炎、気管支痙攣等の重篤な過敏症の発現が報告されているので、このような症状が認められた場合は投与を中止し、適切な処置を行う。
12。 (授乳婦) 治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(ヒト母乳中への移行が報告されている)。
6. 急性腎障害、間質性腎炎等の重篤な腎障害の発現が報告されているので、定期的に腎機能検査を行うなど観察を十分に行うこと〔11. 高リスク:• (なお、リシノプリルを併用した臨床試験では、顕著な血圧変化は認められなかったとの報告がある) 他のNSAIDでは、腎臓におけるプロスタグランジン合成阻害によると考えられている。
] 妊婦(妊娠末期以外)又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
• 9.パロキセチン[本剤の血漿中濃度が低下し、パロキセチンの血漿中濃度が上昇したので、本剤の作用が減弱し、パロキセチンの作用が増強する恐れがある(CYP2D6の阻害作用によると考えられている)]。
過敏症• この種類の薬には、炎症や痛みを抑える、熱を下げるなどの効果があり、痛みの原因になる物質(プロスタグランジン)を出さないようにする作用があります。
本剤の投与により、心筋梗塞、脳卒中等の重篤で場合によっては致命的な心血管系血栓塞栓性事象が発現する恐れがあるので、観察を十分に行い、これらの徴候及び症状の発現には十分に注意する。
急性疾患(手術後、外傷後並びに抜歯後の消炎・鎮痛)に対する使用において、初回の投与量が2回目以降と異なることに留意すること。
本剤で報告されている薬理作用により、感染症を不顕性化する恐れがあるので、感染症の発現に十分に注意し慎重に投与する。
時として致命的になる血栓塞栓性疾患のリスクを増大させ、投与期間とともにそのリスクが増大すると報告されている。 腎への影響 [ ] 腎において、は腎血流量やの調節に関わっており、NSAIDs服用によるCOX阻害によるプロスタグランジンの産生抑制によって、腎血流量やGFRの低下、浮腫を招くことが知られている。 また血中濃度の立ち上がりが早く、持続時間が長いので1日2回投与で済むことも有用。
20[一般に高齢者では生理機能が低下している。
これらの中にはCOX-2阻害活性を維持しているものもあったが多くはそうではなかった。
による『消化性潰瘍診療ガイドライン』では、COX-2選択的阻害薬では、従来のNSAIDsと比べ、潰瘍発生が軽減される(グレードB)とされ、さらにはNSAIDs潰瘍の予防の観点からCOX-2選択的阻害薬が有用である旨、記されている(グレードA)。
培養細胞を用いた染色体異常試験において、細胞毒性が認められる濃度で染色体の数的異常(核内倍加細胞増加)が、生殖発生毒性試験で着床後死亡数増加や死産増加、横隔膜ヘルニア、胎仔体重減少等が認められている(またラットにおいて本剤が胎仔に移行することが報告されている)]。
【ファイザーについて:患者さんの生活を大きく変えるブレークスルーを生みだす】 ファイザーはサイエンスとグローバルなリソースを活用し、人々が健康で長生きし、生活を大きく改善するための治療法をお届けしています。 COX-1は、プロスタグランジンの合成や血栓形成に関与しているが、COX-2はプロスタグランジンの合成のみに関与する。 リチウム使用中• さらに、アテローム血栓性イベントを助長する第3の前提条件として、COX-2の発現増大は虚血プレコンディショニングの最終段階における循環器保護に重要な役割を果たす点があげられる。
20(承認時:2007年1月) 腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群及び腱・腱鞘炎 国内臨床試験では、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群及び腱・腱鞘炎患者の安全性評価症例1,304例中、臨床検査値異常を含む副作用発現症例は451例(34. 2㎜以内の製品を多数確認できます。
本剤の投与により、中毒性表皮壊死融解症 Toxic Epidermal Necrolysis:TEN 、皮膚粘膜眼症候群 Stevens-Johnson症候群 等の重篤で場合によっては致命的な皮膚症状が発現する恐れがあり、多くの場合、これらの事象は投与開始後1カ月以内に発現しているので、治療初期には特に注意する。
高齢者。
(40歳代病院勤務医、一般外科)• AG薬 先発品のセレコックス錠の製造販売はアステラス製薬が行っていますが、販売提携はファイザーが行っています。
(高齢者) 患者の状態を観察しながら、慎重に投与すること(一般に生理機能が低下している)。
(適用上の注意) 薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導する(PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている)。
クリーブランドクリニックを中心に実施されるこの試験には、ハイリスク患者20,000例の組み入れが予定されている。
アスピリン喘息 非ステロイド性消炎・鎮痛剤等による喘息発作の誘発 又はその既往歴のある患者[重症喘息発作を誘発する恐れがある]。
各社からセレコキシブ錠の添付文書が公開されていましたので、各メーカーから発売されるセレコキシブ錠について、先発との比較データをエクセルで作成しました。 本剤の1年を超える長期投与時の安全性は確立されておらず、外国において、本剤の長期投与により、心筋梗塞、脳卒中等の重篤で場合によっては致命的な心血管系血栓塞栓性事象の発現を増加させるとの報告がある。
3心機能障害<重篤な心機能不全を除く>• 1. 本剤の成分又はスルホンアミドに対し過敏症の既往歴のある患者。
Sakamoto, C. それに対して、COX-2は胃粘膜にほとんど存在せず、炎症時の時だけに働くと言われています。
中等度リスクが3つ以上ある場合• 化学構造をわずかに変えたセレコキシブの数十の類似体が生成された。
4).心不全、うっ血性心不全:心不全、うっ血性心不全の発現が報告されているので、このような症状が認められた場合は投与を中止し、適切な処置を行う。
そのため、NSAIDsによってプロスタグランジン合成を阻害すると、炎症や痛みを抑えるのと同時に胃粘膜のバリアー機能まで抑えてしまいます。 健康成人男性に14C-セレコキシブ300mgを空腹下単回投与したときの血漿、尿及び糞中にCOX-1及びCOX-2阻害活性を示さない代謝物が3種類同定され、血漿中には主として未変化体が存在していた。 注意1. 心血管系疾患<冠動脈バイパス再建術の周術期を除く>• また、薬物療法以外の療法も考慮する。
その他の注意 外国におけるクロスオーバー二重盲検比較試験において、本剤非投与時に比べて本剤投与時に排卵障害の割合が増加したとの報告がある。 小児等への投与 低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児に対する安全性は確立していない 使用経験がない。
世界有数の革新的医薬品企業の責務として、信頼できる医療に誰もが容易にアクセスできるように、世界中の医療従事者、地域社会と協力しています。
いつもと違う、少しおかしいと思うような症状が出た場合は、副作用の可能性がありますので、すぐに医師・薬剤師に相談するようにしましょう。
2). フロセミド、チアジド系利尿剤(トリクロルメチアジド、ヒドロクロロチアジド等)[患者によっては他のNSAIDがフロセミド及びチアジド系利尿剤のナトリウム排泄作用を低下させることが示されているので、本剤と、フロセミド又はチアジド系利尿剤との相互作用は明らかではないが、併用する場合は相互作用の起こる可能性を考慮すること(他のNSAIDでは、腎臓におけるプロスタグランジン合成阻害によると考えられている)]。
このような特徴により、COX-2の選択的阻害作用によって炎症時に生成されるプロスタグランジンを抑制し、鎮痛作用を得る薬がセレコキシブ(商品名:セレコックス)です。 癌治療 [ ] 癌の予防とは異なり、癌治療は患者の体内で既に形成され確立されている腫瘍を治療することが焦点となる。 1).慢性疾患(関節リウマチ、変形性関節症等)に対し本剤を用いる場合には、定期的あるいは必要に応じて臨床検査(尿検査、血液検査、腎機能検査、肝機能検査、心電図検査及び便潜血検査等)を行い、異常が認められた場合には、休薬や投与中止等の適切な処置を行う。
1• 急性疾患(手術後、外傷後並びに抜歯後の消炎・鎮痛)に対し本剤を用いる場合には、次の事項を考慮すること。
効能 【効能A】 次の疾患並びに症状の消炎・鎮痛//関節リウマチ 【効能B】 次の疾患並びに症状の消炎・鎮痛//変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群、腱・腱鞘炎 【効能C】 手術後、外傷後並びに抜歯後の消炎・鎮痛 用法 【効能A】 通常、成人はセレコキシブとして1回100~200mgを1日2回、朝・夕食後に経口服用する。
(グローバル) (日本法人). ただしロキソニンを頓用で併用することも多い。
Cancer 97 11 : 1465, 2007• 本剤を使用する場合は、有効最小量を可能な限り短期間投与することに留め、長期にわたり漫然と投与しないこと。