赤 外 吸収 スペクトル ゴロ。 FTIR TALK LETTER vol.8 分解とアパーチャ : 株式会社島津製作所

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以前に述べた通り、IRスペクトルのピーク情報から私たちが読み取れるのは、官能基の有無です。

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そこで赤外分光法の原理や特徴、利点・欠点について、どのようになっているのか解説していきます。

FTIRの基礎(1) 赤外分光法の原理

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前述の通り、酸素や窒素、水素など左右対称の分子は赤外線を吸収しません。 ただ実際には、「構造式の中にカルボニル基が存在するかどうか」くらいしか調べることができません。 図13はこの手法を用いて測定された振動スペクトルの一つです。

高分子の測定ではさすがに無理ですが、小分子の化合物であればIRスペクトルは有効です。

FTIRの基礎(1) 赤外分光法の原理

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例えば新規化合物を合成したときしても、目的の合成化合物を得られたかどうか不明です。 既知化合物については、指紋領域を確認することで同じ物質かどうかを判別できます。 IRスペクトルでは、「官能基の有無が分かる」といわれています。

前節ではクラスターサイズにのみ注目しましたが、実は同じ一水和物でも 複数の異性体が共存していることがあります。

FTIRの基礎(1) 赤外分光法の原理

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既に知られているターゲット化合物が含まれているかどうかを知りたいとき、赤外分光法(赤外吸収分光法)が役に立ちます。 あらゆる物質で単結合をもちます。 バネの強さにより、振動スペクトルのピークが異なる それでは、なぜこうした分子の振動が起こるのでしょうか。

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分子は伸縮(伸縮振動)や折れ曲がり(変角振動)が可能 原子同士がつながることで、分子が形成されます。 このときIRスペクトルを利用すれば、官能基を調べることができます。

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650~1300cm -1は指紋領域と呼ばれる しかし、実際には未知化合物の構造決定で赤外分光法を利用することはほぼありません。 これをより明るくするためには,シャッタースピードを遅くし,フィルムに入る積算光量を増やします。 赤外吸収スペクトルでは、3000cm -1の付近に着目するといいです。

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非直線状分子のH 2Oの場合、対称伸縮振動、非対象伸縮振動どちらもモーメントが変化する為、赤外光を吸収します。

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IRスペクトル(赤外吸収スペクトル)のピークをみても、大まかにしか構造式が分かりません。 一方、R 2-NHのような構造式だと、1本のピークが観察されます。 これらの原理や性質を理解するようにしましょう。

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8nmの波長のヘリウムネオンレーザーを使って,その干渉フリンジ位置でデータをサンプリングしています。 少なくとも、 赤外分光法だけで構造式を推測するのは不可能です。

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このために,試料室において,サンプルホルダなどがアパーチャと同様な光量を制限する場合,波数がずれたり,波形が乱れたりする場合があります。 伸縮振動や変角振動によって、観測されるピークの場所がまったく違うからです。 これらの理論を学べば、なぜ既知物質の測定でなければ意味がないのか理解できるようになります。

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図11.グアノシン一水和物のR2PIスペクトル このように複数存在する異性体をわけて振動スペクトルを測定する手法が、次に説明する「 赤外-紫外二重共鳴分光法」です。 ・その他の単結合のピーク あらゆる分子で単結合を有します。

IRスペクトル(赤外吸収スペクトル)の原理や振動・指紋領域の意味

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"分解"は, 16cm -1, 8cm -1, 4cm -1, 2cm -1・・・・・・・・などから選択することが出来ますが,これは測定するデータの細かさ 分解できる最小ピーク間隔)を示すものです。 例えば、以下のようにスペクトルのピークが観察されます。

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それにもかかわらず、前節で紹介した方法では質量選択しか行っていないため、一本の電子スペクトルに複数の異性体由来の吸収ピークが現れてしまいます 図11。 ・二重結合のピーク 化合物が二重結合を有していると、1500~2000cm -1でIRスペクトルが出てきます。

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また分子同士の結合はバネと同じであるため、 赤外分光法によって観測されるピークは結合の種類によって異なります。 大学で化学を専攻する人は赤外分光法について学びます。

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赤外線は温める作用があります。