感染するのは運命だ。 直近の世論調査では、支持率でルーラがボルソナーロを上回っているが、今後のワクチン接種の状況やコロナ感染の動向次第では、ボルソナーロが支持率を回復する可能性もあろう。
ブラジルでは、イタリア帰りの中年男性が感染していたことが確認されたものの、まだ、誰もこのウイルスの恐ろしさを知らなかった。
前日の29日のアセベット国防相解任に抗議したものだ。
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ブラジルで新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかからず、世界保健機関(WHO)のブルース・エイルワード上級顧問が「地獄」のような状況になっていると警戒を呼び掛ける中でも、ボルソナロ大統領は9日、対応への批判に反論し、州知事によるロックダウン(都市封鎖)の動きを批判した。 さらに20年7~9月期以降、GDPがプラス成長に転じたため、一時的には同大統領は賭けに勝ったと思われた時期もあった。 大統領はここで、コロナウイルスに関して「ウイルスは研究室で作られた可能性がある」と発言。
13批判が高まる中、ボルソナーロ氏は3日、「は一番をしている国だ。 世論調査によると、もし今でも人気の高いルーラ氏が出馬可能となれば、来年10月の大統領選でボルサナーロ氏を打ち破る公算は強まっている。
また、コロナウィルス対策のタスクフォースを設けたほか、これまでの強烈なトーンを修正して温和な話しぶりも演じるようになった。
月額600レアル(約1万円)の所得補償を約2,000万人の下層所得者に配布する政策が経済的な困難を和らげるのに相応の効果を上げた。
さらに、ブラジルの最も有名な政治家であるルーラ元大統領が来年の大統領選に出馬する可能性が出てきた。
人々が集まることによってウイルスの拡散を促し、自然に集団免疫を付けさせることが狙いだったとの考えを示した。 さらに汚職事件で裁判中であったルーラ元大統領が釈放されて来年の選挙でボルサナーロ政権に挑む可能性も出てきた(後述)。
ボルソナーロ氏が無策で全員が感染すればいいと思っているわけではありません。
政治アナリストのアンドレ・ペレイラ・セザル()氏は、「大統領がウイルスに対し戦時の指導者としての態度を取らなければ、彼は歴史や有権者らによって厳しく裁かれるだろう」と述べた。
ウイルスが拡散されなければいいが……。
「兵士なら、化学兵器や生物兵器などの実態を知っている」「コロナ禍の中で国内総生産(GDP)が一番成長したのはどこだ?」といった表現で、新型コロナによるパンデミックは人為的なものとの考えを強調した。
コーヴァス所長は会見の席上、「ブラジル駐在の中国大使は外交問題は有効成分の輸出承認には影響を与えないと言っているが、このところ、成分輸出の承認が遅れ、承認される量も徐々に減っている」として、中国との外交関係悪化がコロナバックの製造、納入にも悪影響を及ぼしていることを示唆した。
ボルサナーロ政権下でワクチンの陣頭指揮を執るべき保険省は組織的混乱をきたしている。
ブラジルのボルソナロ大統領(写真)は当初、新型コロナウイルスワクチン購入を全く考えておらず、集団免疫を獲得してコロナウイルスを克服できると考えていたと、危機対応に関する調査を主導したレナン・カルヘイロス上院議員が21日、インタビューで述べた。
」と言い張ってきた。
だが、ボルソナーロ大統領は「人はモルモットにならない」と批判し、オックスフォード大とアストラゼネカ社のにこだわった。 同じ日の夜、サンパウロ市内では抗議の鍋たたき「パネラッソ」があり、甲高い鍋の音とともに「ボルソナーロはやめろ」との声が街路に響いた。 この発言は、ジョアン・ドリア・サンパウロ州知事とともに、保健省に対して100万回分のコロナバックを納品したことを公表した記者会見の席で行われたものだ。
5このままいくと、高水準で知られるブラジルの医療制度が崩壊に直面する可能性も出てきた。
ボルソナロ大統領はツイッター()に「SARS-CoV-2(新型コロナウイルスの正式名称)のRT-PCR検査は陰性。
一部の世論調査によると、「良い仕事をしている」とする国民は33%で、「ひどい働きぶり」としたのは38%だった。
さらにマスクの着用を軽視し、人々の集会を奨励した」と指摘。
最近では公衆の前でマスクを着けて現われ、テレビ出演ではワクチンの重要性に触れるなど、これまでの姿勢を180度方向転換したようにも見える。 「だから何だ? すまん、私にどうしろと言うのだ?」。
172%に上昇しており、特に食料品価格の急騰は貧困層の生活を一段と苦しいものに追いやっている。
日本から見ていると、ボルソナロ大統領の言動には眉を顰めたくなる人も多いことでしょう。
重症化のリスクが高い高齢者などに対しては、外出を控えるように呼びかけるなど、ボルソナーロ氏なりに感染防止の必要性は理解しています。
しかし、これが人生だ。