中でも「学びに向かう力」の重要性が強調され、4観点の一つであった「関心・意欲・態度」が「主体的に学習に取り組む態度」に置き換えられた。 主体的な学びとは、「学びに対する目的意識(=学ぶことへの自分の理由)」と「自立的に学びを進められるだけの学習方策」の双方を生徒が備えたときにはじめて成立するものだと思います。
11「自己調整」の具体化に向けて 一方「自らの学習を調整」の概念は、「主体的に学習に取り組む態度」の評価方法および評価場面などを具体化する際のキーポイントになる。
教科書や資料などに書かれていることをより深く理解しようと、自ら問いを立て、その答えを見つける方法を考え出そうと努力する姿が見られたとしたら、「主体的に学ぼうとしている」との評価を与えることに誰もが納得でしょう。
中学校では来春から新しい通知表になる。
文句は言ってても実際にこの枠組で評価をつける先生方の手助けにはならないので、もう少し具体的な手法については、今後私も考えて提案したいなとは思いますが、いずれにしてもこの観点があまり成績を左右する大きなポイントにならないようにすることが大事だと思います。
第一は、評価の観点がこれまでの4観点または5観点から3観点に改められたことによる、観点間のバランスである。 あとは「ひとりごと」にも書いてますが、資料を読む限り、実質的には「思考・判断・表現」と「主体的に学習に取り組む態度」の評価は一致する、と書いてあるように読めるので、 じゃあ別に2つの観点にしなくていいのに、と思うのです。 それだったら、 代わりにもっと地道な努力とか成果を評価してあげる枠組みをちゃんと残してくれればよかったのに、と思います。
11あくまで、その他の観点の状況をふまえた評価が求められるのである。 授業の導入時に、何か事象を見せ、「やりたい!」という、何かをやろうとする積極的な行動見られることが、本当に「主体的である」と言えるのか?ということなのです。
今回、3観点になることによって、特に「主体的に学習に取り組む態度」のウエートが従来の「関心・意欲・態度」に比べて高くなる。
巨人の肩に乗ることの大切さとその方法も知ってもらわなければなりません。
主体的・対話的で深い学びを踏まえた授業に、これらの視点を組み込んで授業を構成する必要がある。
「主体的に学習に取り組む態度」の評価を適切に進めるには、「自己調整」の具体化を含む評価事例の提供などの取り組みが必要である。 そうした状態に生徒を導くこともまた、先生方の大切なお仕事です。
5こうして見ると、「主体的に学習に取り組む態度」の観点で評価を(しかも3段階評価を)行う必要があるのか、という疑問も生じる。 ) この評価に関して、「 学校の先生にコビを売るだけでは成績に反映されない」のがミソだと思います。
生徒にも「こういうセリフ、態度が『主体性』の『あらわれ』なんだよ」ということを伝えて、 共通理解をしておく必要があります。
この観点の評価は、これだけ独立して行われるのではないこと、また、「粘り強い取組」「自らの学習を調整」の二つの点を含めることとしている。
ここでいう「3つの条件」というのが、「相手の意見も聞き出す」みたいなものを含んで入るので、それをもって「聞き手に配慮」とするのかも知れませんが、 結局「主体的」って具体的にどういうことなの?というところは授業者に一任!というのが悩ましいところ。
この場合、例えば中学校の保健体育の体育分野では「公正、協力、責任、共生」が記されており、「行動の記録」の項目との関係が問われるが、これも保健体育の目標・内容に基づいて評価を考えることとなる。
17受験で使う科目のはずなのにどうも勉強に身が入っていないとなれば、生徒の内に何らかの変化が生じているかも。
ディスカッションやレポート、発言などが評価対象でしょう。
進路意識を形成する舞台として重要な役割を持つであろう「総合的な探究の時間」でも、以下の拙稿で指摘させていただいたことを常に念頭に置かないと、学びに向かう力を評価し、育むのは難しくなりそうです。
5em 1em 1em;overflow:hidden;opacity:0;transition:. 代表 鍋島史一. これは「思考・判断・表現」の評価事例(p. というのが評価されるようです。
評価資料で語られている理念とは相反するとは思いますが、 私はこういう下位技能を身につけるための努力や成果も、しっかり評価するべきだと思っているので、私が実際に評価をするとなったら「知識・技能」と「思考・判断・表現」の評価の枠組みに、そういう努力を勘案できるスペースを作ろうとすると思います。 1 ;border-color:rgba 61,165,229,. 今年度までの観点は 意欲・関心・態度・・・今学んでいる内容に対して関心を持っているか、その課題に対する積極性 思考・判断・表現・・・今取り組んでいる課題を解決するための思考力があるか、それを表現できるか 技能 ・・・今取り組んでいる課題を解決する十分な技術が身についているか 知識・理解 ・・・各単元で必要な知識を理解できているか の4つでした。 頑張るからには そのプランを示せ。
11(3)長期的・発達的に捉え、子どもの学びに向かう力に資する評価に 態度の育成は、教育評価の理論においては情意目標として分類され、その伸びについては、毎時間捉えることは難しく、長期的(毎時ではなく、一つの単元もしくはそれ以上)かつ発達的に理解する必要がある。 また態度の評価が子どもたちの「学びに向かう力、人間性等」の育成に資することになり得るのか。
ここでは、特に『』第7章「主体的に学習に取り組む態度」の捉えと評価(62-64頁)から内容の一部を抜粋してお届けいたします。
それはつまり 多くの生徒にAがつくように指導・評価する、ということです。
知識・技能 思考・判断・表現 主体的に学習に取り組む態度 それぞれの評価対象は 知識・技能 何を理解しているか、何が出来るか。
検証可能な(=生徒の行動をセンテンスで書き出した)到達目標を教員間で共有すれば評価に生じるブレは小さく抑えられます。 この点は、今回の報告での残された課題であると言える)。
生活や社会、環境の中に問題を見いだし、多様な他者と関係を築きながら答えを導き、自分の人生と社会を切り開いて、健やかで豊かな未来を創る力 これらは、如上の「どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか」(新学習指導要領「学びに向かう力」の前半への補足)と大きく重なっているように思われます。
「報告」には、「例えば、知識・技能や思考・判断・表現の観点が十分満足できるものであれば、基本的には、学習の調整も適切に行われていると考えられることから、指導や評価に際して、かえって個々人の学習の進め方(学習方略)を損なうことがないように留意すべきである」とも記されている。
勉強の計画・実践・反省について触れています。