エスパルスサイドバッグがゴール前まで入り込むのに対して、相手を押し込む時間帯でなければ、 サイドバッグがゴール前まで入り込むという形は思ったほど多くありませんでした。
16ここのアグレッシブさは横浜FMの特徴だと感じました。 柏レイソルが先制するも、横浜FMが追い付き、1-1で終了した試合です。
清水エスパルス【写真:Getty Images for DAZN】 【清水エスパルス 3-2 横浜F・マリノス J1第15節】 明治安田生命J1リーグ第15節の清水エスパルス対横浜F・マリノス戦が15日に行われ、ホームの清水が3-2の勝利を収めた。
但し、中盤の構成は アンカーを置いた逆三角形型を採用し、インテリオールに天野とMジュニオールを配置していました。
基本的に最終ラインはハーフライフ付近という相当高い位置に設定されており、今のエスパルスとはかなり違う部分です。
この 徹底した気迫のようなものが、エスパルスとは大きく違う部分に見えました。
15(これはエスパルスも狙っているところ) そのため、ボールを奪われた際、相手に時間を与えると、最終ラインの背後を取られるリスクがあります。 (横浜FMサポーターのみなさま、ここ違うよ、というところがあれば教えてください!) 観戦したのは、8月8日行われたホーム 対柏レイソル戦。
柏のカウンターを警戒してのことかもしれません。
ウイングの選手は、常に一対一を仕掛けていく。
また、常にワイドに開いたウイングへ直接ボールをいれる場合もありました。
簡単に説明すれば、徹底してボールを保持し、相手を押し込むサッカー。
11だが59分、右CKを獲得した清水は金子翔太がクロスを上げ、ファーポストからドウグラスが頭で折り返したボールを、中央の松原后がヘディングで叩き込んで同点とした。 攻撃では、タッチ数が非常に少なく、パススピードの速いボールを常に前に前に入れこんでいく。
また、エスパルスのネガティブトランジションは、プレスをかけてボールを奪い返すというほどの強度のものではなく、基本的に守備配置を整えるように少し下がっていくことが多いように思います。
相手守備ラインの攻略(狙いは同じも方法に違い) この試合の横浜FMは、特に左サイドで上図のような崩しにトライしているように見えました。
数的優位に立った清水は89分、北川航也からのパスで抜け出したドウグラスが4試合連続となるゴールを決めて2-2の同点に。
81分には再び横浜FMが突き放す。 スタメン(中盤の配置に違い) 横浜FMのフォーメーションは4-3-3。 8月3日のこの記事に少し違和感を覚えました。
7.まとめ 長々と書きましたが、どちらのサッカーにも魅力があり、短期間で徐々に良くなっているエスパルスのサッカーは、 大きな可能性を秘めていると思います。
結果が出る方が正しい、というのが勝負の世界ですが、 今のエスパルスのサッカーにこの気迫が加われば、より怖いチームになるのかなと思います。
横浜FMは 攻撃においても、相手に時間を与えないことが強く意識されていると感じました。
これは、第6節の横浜FC戦で初めて採用され、その後もダブルボランチを置く配置と併用されているようです。
このあたりは、リスク管理の考え方に違いがあったのかもしれません。
ティーラトンは ボールを持てる且つ縦に鋭くパスをつけることが出来るので、 ティーラトンにボールが入った瞬間に前線のアクションが始まります。
「ボールを保持し、相手を押し込み、攻め続けるサッカーを標榜していることは事実ですが、現在のエスパルスは横浜FMのサッカーを 単純に「移植」したものを目指しているわけではないのではないか。
』 とのこと。
だが直後にM・ジュニオールが2枚目のイエローカードを受けた横浜FMは10人となってしまう。 ビルドアップの行い方(似ているところもある) 横浜FMのビルドアップは、時に喜田が両センターバックの間に入り、パスコース確保しながら、サイドを経由して行われることが多かったです。 サイドで時間が出来れば、速いボールのクロスを入れていく。
4』 『横浜FMのサッカーを参考にするとか、真似するとかいうより、そのものを 移植するという表現のほうが適当なのかもしれない。 ここでの エスパルスとの違いは、横浜FMの1対1を仕掛けていくこと。
そのため、 即座に強度の高いプレッシングをかけ、ボールを奪いきる、プレーを切る、相手にボールを蹴らせるように追い込みます。
エウシーニョが内側に動いたところに、ヘナトや後藤が入るという動きです。
まずは結論から 以下様々な局面での横浜FMの特徴をまとめ、比較していますが、先に結論を言えば、 「相手には自由にボールを持たせず、ボールを奪われたらすぐに奪い返し、自分たちの攻撃する時間を出来るだけ長くし、多くの得点を奪う」という狙いは、両チームともに共通していると思います。
エスパルスは、ドリブルも織り交ぜながら、相手をきちんと崩し切ろうとしているように思います。 ハーフスペースに飛び出すインテリオールには、ウイングを経由してパスを入れる等、このエリアにボールを流し込む意識が高いです。 そして、時にそこにこだわるあまり、自分たちで状況を難しくしてしまうこともあるのではないでしょうか。
エスパルスのサッカーをそのように単純化してよいのだろうか。
ビルドアップに対する守備(前線の狙いは同じ) 相手ビルドアップに対してもセンターバックに対してワントップ、両サイドバックに対して両ウイングといった形で、 プレッシングをかけ、相手に時間を与えない守備を行います。
一方の清水は5チームが勝ち点で並ぶ大混戦のリーグ下位の中で、得失点差により最下位に沈んでいた。
特に攻撃陣はリーグ最多の24得点を叩き出している。