この場合は「元々の言葉に濁点を付ける」とされています。
とはいえ履歴書や社内文書などより正しい日本語が必要とされる場合は、現代仮名遣いにのっとり「ずつ」を使うのがいいでしょう。 履歴書やかしこまった文書などより正しい日本語を使いたいという場合は、「ずつ」を使うのがいいでしょう。
例えば、「つづく(続く)」(連濁)、「はなぢ(鼻血)」(複合語)などの類です。
自分で「づつ」を使うのが自然だと思われる場合や、友人同士の会話の場合は「づつ」を使ってもいいでしょう。
そこで、 少し観点を変えて、世間一般で「正しい」として使われている言葉を追求するというよりも、 自社での「表記の基準」を持つことに観点を移してみることを、特に一般企業の方にはお勧めしています。
「ひとつずつ」の表記は、に基づくものです。 万人に受け入れられる方法って、ない 印刷した年賀状を送る代わりにメールで新年の挨拶を済ませる方も増えてきました。
17「ひとつずつ」の使い方 「ひとつずつ」を使った分かりやすい例としては、「6から9までの数字をひとつずつ記入してください」「書類ひとつずつに目を通していたら日が暮れてしまう」「問題をひとつずつ解決する」「解答欄がひとつずつズレてしまった」などがあります。 さて、そんな語源を持つ「づつ」は長い間正式な使い方でしたが、その状況は戦後の昭和21年に大きく変わります。
その際は「宛」と書きます。
他にも「じ・ず」「ぢ・づ」の使い分けを迷ってしまう言葉は多くあります。
「ずつ(づつ)」の意味について それでは最後に「ずつ(づつ)」について意味を確認しておきましょう。
「作る」の読み方は「つくり」ですからね。
ただし「ずつ」を使うほうが好ましい 「ずつ」と「づつ」はどちらを使っても誤りではありませんが、「ずつ」を使うほうが好ましいとされています。
本則とは、教科書、公文書、新聞などで用いることができる表現のことです。
長くなりましたが、上記が私の見解です。
「づつ」は歴史的仮名遣いで、現代でも使うことが許容されています。
「現在は」と記載したのは歴史的な背景から見た場合には「づつ」と書いても間違いではないことにあります。 という事です。 「ずつ」と「づつ」はどちらを使っても誤りではない。
15そのため、現代仮名遣いでも「づつ」を使用するのを間違いとは言い切っていません。 そして、その例の中にはばっちり「ずつ」の言葉が入っています。
現在では一般的には使われない「づつ」をつけると「1つづつ」となるため「つ」が3つも並んでしまいます。
「ずつ」と「づつ」の使い分けの覚え方 筆者の個人的な覚え方ですが「1つ」の後に「ずつ」と「づつ」をつけると覚えやすいと思います。
しかし、だからと言って「づつ」を使ってはいけないということではありません。
これは新聞で使われている統一表記を示したもので、新書サイズで2. 「づつ」の表記も日本語として間違いというわけではありませんが、履歴書や公的文書などに記載する際には避けた方がよいでしょう。
18そのため、現代仮名遣いは、書き分けの基準を書き手の主観に依拠せざるを得ないという欠陥を抱えているのです。 「ずつ(づつ)」に他の意味はなく、均等を表す場合以外で使われることはありません。
歴史的仮名遣いは間違った日本語ではないのではないのですが、現代にはおいては「づつ」を使うよりも「ずつ」の方を使うのが推奨されています。
歴史のなかで、一度はそれが誤りとされ、再び使っても間違いではないよという曖昧な立場を与えられるようになりました。
そのため「ひとつづつ」「少しづつ」など「づつ」を使うと歴史的仮名遣いということになります。
そこで、昔の言葉(表記)を 現代の言葉(表記)に近づけて 書き方を定めたということです。 そして、「ひとりずつ」など「現代語の意識では一般に二語に分解しにくいもの等」は「『じ』『ず』を用いて書くことを本則と」することになっています。
次に、2つめはもとの単語が「つ」である時です。
いわゆる歴史的仮名遣いです。
「ひとつずつ」と「ひとつづつ」の一番の違いは「ひとつずつ」が現代仮名遣いで、「ひとつづつ」が歴史的仮名遣いということです。
「づつ」は歴史的仮名遣いのひとつ 国語の時間に習った歴史的仮名遣いを覚えている方も多いのではないでしょうか。
そのため、それよりも前までは「づつ」が正しいとされており、年配者の中には昔からの習慣で今でも「づつ」と使う方も多くいます。
つまり、「づつ」を使ってもいいけど、基本的には「ずつ」を使ってね。
第二次中曽根内閣時代にまたしても「現代仮名遣い」が告示、訓令されます。
「お菓子を1個ずつ(づつ)配る」のように、それぞれの数を人数に合わせて割り当てるような場面で活用されます。
「づつ」と「ずつ」 「づつ」と「ずつ」の違いを解説するためにはその歴史的背景を見ていく必要があります。 「ず」と「づ」、「じ」と「ぢ」。 そこで昭和21年に作られた「現代かなづかい」の一部が昭和61年になって「現代仮名遣い」と改訂されることになりました。
10(略) ひとりずつ とあるので、「ずつ」が本則であり、「づつ」は許容される表記です。 歴史的仮名遣では「ひとつづつ」ですが、現代仮名遣いでは「ひとつずつ」となります。
しかし、 「現代仮名遣い」で「ずつ」は本則とされました。
編集部が選ぶ関連記事• 「ちょうちょう」を「てふてふ」、「おもう」を「おもふ」などと表記する日本古来の言葉遣いのことです。
例えば、「手作り」という言葉をひらがなで表記する場合には「てづくり」となります。