今節の前半開始直後、相手の背後に飛び出した中山が、あわやGKと1対1となるビッグチャンスを迎えましたが、このプレーも前述の理屈です。 この戦い方の違いを解釈するには、福岡の狙いを読み解く必要があります。
そのため、チームとして監督が目指すサッカーがどんな形なのかもちょっとつかめなかったです。
[3種 中学生年代 ]• 20 1 0 観客:12,815 S S S S S S S S S S Y Y Y Y Y Y Referee: 1stステージ 2000. ボール保持については時間がかかりそうなので、辛抱強く観察していきたいと思いますが、得点のきっかけとなったビルドアップ以外にも、個人的に可能性を感じるものがあったので紹介します。
ただ清水が鹿島戦と同じようなブロックの仕方をするのであれば、ある程度サイドからのクロスは上げやすくはなるので、ファンマ、ブルーノ・メンデスの一発だったり事故的なゴールが生まれる可能性は十分にあります。
28 1 0 観客:6,177 S S S S S S S S S S S S S S Y Referee: 2ndステージ 1997. このとき、 中村の立ち位置が、本来取るべきポジションから少し遠かったことで、セカンドボールに対する反応が一瞬遅れてしまったように思います。
102.前半(双方の狙い) この試合のエスパルスは、FWの選手(ディサロ)を中盤の位置まで下げてブロックを形成した前節とは異なり、 後藤が1列前に出る形となる4-4-2をベースに戦いました。 福岡:監督が目指すサッカーの形を表現できるか 福岡に関しては、前節を観ると名古屋相手で正直かなりの力の差があり、名古屋のサッカーに何とかついていくので精一杯に見えました。
ディサロで来るか、後藤で来るか• 相手のプレスをかいくぐり、このスペースを基点にボールを前に運ぶことができれば、大きなチャンスにつながります。
福岡のツートップの独力に警戒• 注目ポイント 清水:どんな攻撃のパターンをみせるか おそらく守備時は前節の鹿島戦と同じように4-1-4-1でブロックを敷いて相手に自陣でスペースを与えない形をとってくるかと思いますが、今節注目したいのは攻撃の組み立ての部分です。
ホームでどんなサッカーをしてくれるのか、否が応でも期待が高まる中で迎えた今節は、終了間際の失点により、悔しい悔しい引き分け(2-2)となりました。
26 1 2 観客:13,655 S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S Y Referee: 2006. 左右にボールを振られ、余裕を持ってサロモンソンにクロスを上げられてしまっては、中で跳ね返すのも容易ではありません。
1517 1 0 観客:11,093 S S S S S S S S S S S S S R Y Y Y Referee: 2ndステージ 2001. 上述の動きには再現性があり、戦術理解度の高さがうかがえました。
また、主に左サイドに人数をかけてビルドアップを行いますが、右サイドの外側はクロスの供給源となるサロモンソンのために空けておきます。
過密日程なので、今回も気になったところだけ(ボール非保持時を中心に)簡単に振り返ります。
福岡は、右サイドを縦に突破できなかった場合でも、CHがボールサイドに寄ってサポートし、中央に絞ってくる逆サイドのSHや、前線の選手の流動的な動きによるコンビネーションを使って攻略を図ります。
福岡はボールを失った際、即時奪回を狙って前線の選手がエスパルスのボールホルダーに圧力をかけるため、CHの後方にスペースができます。
3.後半(エスパルスの修正) とはいえ、後藤をFWに置いたことで、その背後を使われてしまったエスパルス。 (1失点目の場面) ゾーンで守るエスパルスの守備は、相手を一方のサイドに閉じ込めるため、中盤の選手はチェーンで繋がれたように互いの距離を維持しなくてはなりません。
後半、ボール非保持時の立ち位置やプレスをかけるタイミングについて、修正が施されました(下図)。
15 3 1 観客:13,079 S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S Y Referee: 1996. 23 1 0 観客:11,025 S S S S S S S S S S S S S Referee: 2011. 14 1 0 観客:2,265 S S S S S Y Y Referee: 2021. 06 2 2 観客:9,063 S S S S S S S S S S S S S Y Referee:. [2種 高校生年代 ]• これにより、精度の低いロングボールを強いることで、福岡の攻め筋を絶つ狙いです。
その反面福岡はサイド攻撃を仕掛ける際サイドバックも上がってくるので、名古屋がやったように清水もその裏を突いての両サイドアタッカーから得点が生まれそうな気がします。
[4種 小学生年代 ]• アビスパ福岡 一方の福岡は、最終ライン4人と前線の2人はチーム内で代えの利かない選手かと思いますので、ここはほぼ固定で、前節から代えてくるのであれば、中盤のサイドの二人くらいでしょうか。 そんな展開でどちらが勝つのか非常に楽しみな一戦です。 24 0 1 観客:5,653 S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S Y Y Referee: 1stステージ 1998. まとめると、この試合は清水が自陣でブロックを形成しての強固な守りの中から上がってきた福岡の裏を素早い攻撃で崩していくという狙いで終始清水が試合の主導権を持つが、福岡の強力ツートップの一撃にやられる可能性もある。
5名古屋がかなり強かったのかもしれませんが、清水も今年は相当なレベルですので、この試合も同じように終始清水が主導権を握ると思われます。 ロティーナ監督の戦術は、予想以上に浸透している様子がうかがえますが、勝ち点0を1にし、1を3にすることの難しさを、改めて教えられたような気がしています。
[1種 一般 ]• その前のところで防げたのではないか、というのが私の見解です。
鹿島戦では、相手の激しいプレスでなかなか攻撃面で狙い通りに組み立てるといったことができていなかったですが、福岡は鹿島ほどの激しいプレスはないので、ある程度清水が目指そうとしている攻撃の形がこの試合で観ることができるのではないかと思っています。
12 6 0 観客:10,354 S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S Y Referee: 1stステージ 1999. こうした狙いを逆手に取りたいエスパルス。
[女子]• J1昇格初戦でJ1のレベルを体感したうえで挑む第2節で、福岡のサッカーの形が観られたら面白い試合になりそうです。 17 2 3 観客:15,449 S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S R Y Y Y Referee: 2006. 主導権を握れる相手にどんな攻撃パターンを繰り出せるか• (異論は認めます) 実際、この形でチャンスにつながりそうだったシーンも見られました。 02 1 3 観客:5,616 S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S Y Y Referee: 1stステージ 1997. 06 3 0 観客:12,527 S S S S S S S S S S S S S S S S S S S Y Y Referee: 2ndステージ 2000. 清水エスパルス アビスパ福岡 GK 21 髙木和 徹 GK 31 山ノ井 拓己 DF 27 飯田 貴敬 DF 6 ウォン・ドゥジェ DF 3 ファン・ソッコ DF 20 三國 ケネディ エブス DF 2 立田 悠悟 Cap. [シニア]• [ビーチサッカー]• 4.今後に向けて 今回は、相手の狙いに対応するエスパルスのボール非保持時に焦点を絞って見てみました。
20こうしたロティーナ監督の考え方が表れていたように思います。 空中戦となればエスパルスに分があるので、この狙いはある程度機能していたように見えました。
10 1 3 観客:9,306 S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S Y Referee: 2ndステージ 1999. 20 0 2 観客:14,011 S S S S S S S S S S S S S S S S S Y Y Y Referee: 1996. 福岡:ブルーノ・メンデス 前節証明したほとんど崩れない清水の守備にとって最も怖いのは、試合の流れとか全く関係のないスーパーな個人技でのゴールだと思います。
更新日:2021年5月19日 水 22:13 Aグループ 順位 クラブ名 勝点 試合数 勝 分 負 得点 失点 得失点 1 12 6 3 3 0 14 4 10 2 11 6 3 2 1 11 8 3 3 8 6 2 2 2 10 11 -1 4 1 6 0 1 5 5 17 -12 Bグループ 順位 クラブ名 勝点 試合数 勝 分 負 得点 失点 得失点 1 12 6 3 3 0 6 2 4 2 8 6 2 2 2 6 4 2 3 6 6 1 3 2 4 6 -2 4 5 6 1 2 3 3 7 -4 Cグループ 順位 クラブ名 勝点 試合数 勝 分 負 得点 失点 得失点 1 9 6 2 3 1 7 5 2. 相方のファンマはどちらかというとターゲットマン的な立ち位置なので、そうなると一番の脅威は彼だと思います。
スタメン予想 清水エスパルス ヘナト、エウシーニョが復帰したら少し形を変えてくる可能性もありそうですが、それまでは開幕戦で見せた4-3-3的なフォーメーションで臨みそうです。
これに対してエスパルスは、最終ラインに下りてボールの供給役となるCHをケアすべく、後藤がファーストディフェンダーとしてプレッシャーをかけますが、福岡はその背後を取るSH(石津)を基点に攻め込むシーンが目立ちました。 守備のカバーリング意識、気を観ての攻め上がり、プレスをはがして攻撃の起点にもなれる本当にいい選手だと思います。
1903 2 2 観客:12,632 S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S R Y Y Y Y Y Y Y Referee: 3rd Round 2019. [フットサル]• 2021シーズンのスタートを、最高の形で切ったエスパルス。
注目選手 清水:原輝綺 注目なのは前節一番ポジション取りの変化が多かった原輝綺を挙げたいです。
グループステージ• エウシーニョが戻ってきても先発は彼なのではないでしょうか。
01 4 0 観客:10,807 S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S Y Y Y R Y Y Y Y Y Referee: 2011. 相手の良さを消し、その裏腹にある弱みを突く。
つまり、こうしたSHの動きを活かし、 ボールを確実に前線に届けるための中継点となるのが、後藤の役割の1つだったのではないでしょうか。 同時に、相手SBにはSH(中山)が、後藤の背後に入り込んでいた相手SHにはCH(竹内)が、それぞれフタをすることで、相手CBからのパスコースをなくします。
また、サイドチェンジを許した場合でも、中盤が素早くスライドし、中央を「締める」必要があります。
1失点目の場面、前述の狙い通りの形で、相手CBにロングボールを強いるところまでは良かったのですが、中山に当たって中央にこぼれたセカンドボールをメンデスに拾われ、ボールを右サイドに展開されてしまいました。
以下、簡単に自分に見えたものを記します。
08 0 3 観客:13,779 S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S S Y Y Referee: 2ndステージ 1998. 試合展開予想 清水が主導権を握る展開、福岡がどこまで食らいつけるか 前節の福岡対名古屋の試合を観るとやはり福岡はまだ昇格したばかりでJ1のレベルに順応できていないような印象を受けました。 鹿島戦も、崩されているわけではないのに、ラフなクロスをエヴェラウド個人の力で枠まで飛ばされたりはしていたので、そこが一番の注意点になってきます。
開幕戦では右のインサイドハーフにディサロを先発させていましたが、鹿島戦でそこのポジションの適正は後藤の方があるように感じたので、今回そこは入れ替えてくるのではないかという予想です。
19 0 1 観客:6,519 S S S S S S S S S S S S S S S S S S S Y Referee: 1996. まず、相手CHが最終ラインに下りる前に、相手CBに対してプレスを敢行。
08 0 1 観客:10,471 S S S S S S S S S S S S S S S S S S S Y Y Y Y Referee: 1stステージ 2001. エスパルスはボール非保持時、中盤の4枚のうち、ボールとは逆サイドのSHが高い位置を取る傾向にありますが、これは 相手のサイドチェンジを防ぐためです。
しかし、ほんのわずかなスキが、失点を招きます。