オオクワガタあつ森。 3夜連続の探索で、デカヒラタ!

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南島の王者「マルバネ」といきなりだ聞いて何のことだか解る人は少ないと思う。 よ ほど昆虫に詳しく無ければ、まず解らない筈です。 ところがこの「マル バネ」というクワガタムシは日本産クワガタムシの中で、もっとも品格が あり興味深いクワガタムシであることは研究家なら誰でも認めることで しよう。 一般に日本産クワガタの王者と言うと、誰でも知っているオオクワガタ をあげるでしょう。 たしかに夏休みが近づく 7月頃になると、テレビニ ュースなどのマスコミで某デパートで一匹十万で売っていたとか、いや 百万円だったとか、ギネスサイズの大物が市場で1千万で種用に取引 されたとかのニユースが流れて来て、嫌でも昆虫採集の分意気を盛り 上げてくれるのがこのオオクワガタです。 今の所オオクワガクのキネスサイスは80ミリですが、どういう訳か此 れが飼育固体の記録なので面白い。 蝶がそうである様に昆虫は飼育する と必ず小型化する傾向があるのに対し、オオクワガタだけは何故か大き くなるから不思議です。 これは最初から大きくなった訳ではなく、お金 に欲張った業界人の飼育努力の結果なのです。 聞くところだとビタミン ン剤?やホルモンン剤?を与え小さなビンの中でなるべく運動させず、まる でペキンダッグのように幼虫を巨大な肥満体に育てるわけです。 ほんとに情け なく思います。 私はオオクワガタがあまり好きでありません。 鹿児島に生息して居ない ということもありますが、何故か人間に改良された生物はあまり好きに なれないのです。 植物でも品種改良の盛んな「ラン」の園芸種などは あまり興味がわかない。 花の色も形も結局人間好みのワンパターンになっ・ てしまっていて、本来の美しさは寧ろ失われていると私は思う。 それで もこんなのがよく売れると云うから本当に不思議だ。 このへんにも解剖学 者「養老」さんの言うところの「人間の脳化」の問題があるように私は 考える。 人間の英知や感覚を越えた神が作った原種の持つ本当の美しさ を何故人は理解できないのか。 何処に変化させる必要などあろうか。 今 の環境で有る限りもうこれ以上変化させる必要が無いように自然淘汰さ れて釆た結果である。 本当は改良などではなく、改悪である。 ところで、このオオクワガタは正しく言うと日本産クワガクの北の王者 というべきである。 分布が関東を中心に南が九州北部までであるから、 鹿児島に住む私にはあまり関係のない虫だ。 それに対し南島には奄美大 島を北限にして日本の最南端の島、与那国島まで分布する「クテヅノマ ルバネクワガタ」がいる。 それぞれ亜種名で「アマミマルバネ」「オキナワマルバネ」「ヤエヤマ マルバネ」「ヨナグニマルバネ」と呼ばれている。 大きさもオオクワガ クに決して引けをとらない。 このマルバネクワガタは、未だに幻のクワ ガタであり、つい十数年前まではたまたま道路を追っていた固体が拾われ て高値で研究家の手元に人る場合がほとんとで、このクワガタを狙って 南西諸島を訪れても、まず採れる可能性は無かった。 実際、一般的なクワガタの採集法てあるライトトラップにもバナナトラッ プにも全く飛来せず夜間にハブの恐怖を感じなから林道の回りの木を 見てまわってもその婆は一匹足りとも見られなかった。 ところが夏が終 わり一般のクワガタか消える 9月から10月の頃、どういう訳かせっせ と林道を横切る傷だらけのマルバネクワガタの姿がよく観察されるので ある。 この奇行についても未だよく解っていないのである。 日本のクワガタムシ研究で有名な、吉田賢治著「日本産クワガタムシ 大図鑑」によると「シイの大木が多く見られる原生林にのみ生息する、 夜行性が強く、夜間にシイの大木につく、成虫の寿命は短く 1〜2月で死 亡する。 その成虫期のほとんどをシイの大木で過ごす。 自然での交尾はまだ観察 された例がなく成虫の摂食行動も未だに不明てある。 」と記載、つまり 何を食べているか解らないと言うことです。 多分何も食べないのだろう と考えられています。 以上の生態によってこのクワガタが餌トラップに もライトトラップにも飛来しない訳が理解できると思います。 変わっているのは成虫期だけではなく、幼虫期もまた随分変わった生態 を示します。 例えば多くのクワガタムシの幼虫はシイやカシ類のチョー ク状に柔らかくなつた朽木の中で朽木を餅として成長します。 ところが このマルバネクワガタは原生林のシイ類の巨木に見られるような大きな 洞の中に蓄積したフレーク状の朽木か赤茶色に土化したものの中にみら れ、このフレークをエサとして成長し土中にマユを作って蛹化します。 よって一般のクワガタの様に、オノによる朽木割りでは幼虫は得られな いのです。 しかもこの幼虫の棲む洞こそあの猛毒ヘビ「ハブ」の絶好の 棲み家でもあるから厄介です。 マルバネクワガタの成虫を採集するためには、成虫発生の僅か二週間の 間に猛毒ヘビ「ハブ」の這い回る真夜の原生林に分け人り、はとんど見 られなくなったシイの洞付きの巨木を見つけて、これにたまたま付いてい るマルバネをネットですくうしか方法は見当たりません。 それはまるで アフリカの夜のサバンナに生身でライオンの縄張りに踏み込み、ジャン グル大帝レオの様な臼子のライオンを探しに行くようなものだ。 つまりこのクワガタは、アマミノクロウサギやヤンバルクイナと同 様に毒蛇ハブに守られた原生林の仲間たちの一匹と去う訳です。 1996年8月25日、私はこの謎多きアマミマルハネクワガタを私の 標本箱に加えるために奄美大島に向かった。 結果は考えが甘く散々たる ものであつた。 採集どころかその気配を感じることすらできなかった。 マ ルバネは、今の私如きに捕まる奴ではなかったのである。 それに、ハブの脅 威は何ともやりにくい。 なかにはこのクワガタの為に命をかけて原生林 に分け入った強者もいたそうだが、そういう奴を本当のバカというのだ ろうか、要するに「虫キチ」である。 私も「虫キチ」になりたい気分に もなったが、奄美のよき理解者でもある友人に 止められてやっと我に帰って一命を取り留めた そして帰ってから、今回の悔しさをバネに早速資料を集める日々か続いた。 博物館 へは何十度となく通った。 受け付けの人とも顔なじみになり、何時も資料室 に来ている学生さんたちとも知り合いになった。 皆、受験勉強の為に忙 しそうだった。 そんな中で私一人だけがいつも虫の本を読んでいた。 そして、 1997年2月14日にマルバネ採集二度目の奄美大島を日差した。 今回は奄美の気温が一年間で最も低く、ハブの危険性か最も少ない真冬 に幼虫を探すという計画だった。 町田先生の集めてくれた情報を頼りに 最近伐採された山を見つけ、ひたすらシイの巨木の根を掘ってまわつた。 真冬とはいえさすがに南国、昼間はどうにかすると気温か20度を越え てしまう。 ハブは 18度で店動を始めるのであるから決して油断できるも のではなかった、今回はハブ捕り名人の九電に勤める窪田さんの強力 な協力によって思い切って原生林へ踏み込んだ。 油井岳、金作原、スー パー林道と、奄美の主な原生林のシイの木の洞を掘りまくったが、結局 マルバネらしい幼虫は一匹も出なかった。 マルバネの幼虫によく似たネ ブトクワガクの幼虫ばかりが最後に五匹出ただけだった。 今回も失意の内に奄美空港を後にした。 帰りの飛行機の中でいったい マルバネクワガタはほんとに居るのか、伐採の為最近は随分昆虫が少な くなったと聞くが、もしかしたら絶威しているのではないかなどといろ いろ考えてもみた。 家に帰り着き、ふろの中で疲れた体と頭を洗いながら再び考えていた。 奄美の土の匂いとドロがセッケンのアワと混ざり赤茶色の流れとなり洗面器の 横を流れた。 とそのとき閃いた。 マルバネクワガクが居ないのではなく、 私の「思いの力」「実現する力」が足りないのではないかと、そして次 回はもっとはっきりとした強烈なイメージトレーニングを行ってから、 思いを実現するために再度奄美を目差そうと決意した。 そして、ついにマルバネを手中にする時がやって来た。 1997年3月15日、私は思いを実現するべくマルバネ採集三度目の 奄美を日差した。 奄美の昼間の気温が 18度を上回る直前のこの日、今 年は今回が最後の日である。 十分なイメージトレーニングの結果を期待 しながら、奄美の空港に再び降り立った。 荷物のチェックを受けてロビーへ出ると、そこには窪田さんの笑顔か待っ て居た。 今回は窪田さんの出迎えつきであつた。 窪田さんも今度こそマ ルバネの顔が見たいとはりきっている。 「今度は必ず見れる」」とそんな 声が心の中に響いたような気がした。 とりあえず空港に一番近いマルバネの発生地、長雲峠に向かうことにした。 ここに来て姐て驚いた〈〉シイの木か今まて姐たことも無いほど大きいの である(,しかもとの木を見てもポソカリと洞か雪いている(,長雲峠へ向かう ことにした。 途中で弁当、ジユースを買い気合を人れての出発である。 「これは出るぞ」と直感的に感じた。 探すこと2時間、私の言葉に成ら ない悲鳴とも聞こえる奇声か良雲峠の山々にこだました その声を聞いた窪田さんがまるて飛ふようにしてやって来た。 その時、 私の手の中にはまるでカフトムシの幼虫かと思える巨大なクワガクムシ の幼虫が2匹しっかりと収められていた それは、まるで奇跡のような出来事だった。 そして奇跡は不思議とその 後も続いた。 この 2匹の巨大幼虫が出たシイの巨木は、周囲が二抱え程 もありこの森の主とばかりに、尾根スジに「デン」と控えていた。 大きいわりには一見洞がみあたらず通り過ぎてしまいそうだが、よく見 ると地面から 50センチのあたりに握りこぶし程の穴がポッカリと空い ていた。 懐中電灯で中をのぞくと最下部にたっぶりとフレークがたまっ ている。 近くにあつた棒切れでなかをかき回していたとき何か白いもの が転がり出て来た。 その大きさと色艶、間違いなくマルバネの幼虫だっ た。 それはわたしにとって素晴らしい瞬間だった。 しかもこの巨木からは、次から次へと 1センチ程の小型の幼虫が合計10匹 ほども採れた。 つづき.

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著者名: 抄録: ラブルベニア目菌類におけるダニ類寄生菌は,同じラブルベニア綱のピキシディオフォラ目との繋がりを考える上で重要であるが、その実体についてはあまり知られていない.ダニ類への寄生が報告されているラブルベニア目は約64種であるが,その多くは Rickia属である.一方、その生活史の中でクワガタに完全に便乗した生活を営んでいる便乗ダニの1群、クワガタナカセというグループには,以前から Dimeromyces japonicusが知られていた.演者らはダニ類に便乗する菌類の調査の過程で, Dimeromyces属2種と所属不明の便乗菌1種を見出した. Dimeromyces japonicusはコクワガタ体表に生息するクワガタナカセ Haitlingeria longilobataの体表に寄生していた.菌体は無色で部分的に褐色,雌個体は3層からなる托を持ち,それぞれの上端から1個の子嚢殻,1本の付属枝を生じ,基部に足を生じる.托の枝は根棒状で,先端に向かって太くなり,約10個の縦1列の細胞から成る.子嚢殻は先端部直下に彎曲した褐色の角状突起を有する.雄個体は長短2本の付属枝と造精器を有する.長い方の付属枝は雌個体のものと類似し,短い付属枝は数個の細胞から成る. Dimeromyces sp. はヒメオオクワガタムシ体表のコウチュウダニ科Canestriniidaeのダニ体表に寄生しており, D. japonicusと形態的に類似しているが,角状突起が短く,付属枝を生じる托が短い点で区別できる.所属不明種はサンゴ樹状に分枝した枝が発達した形態を有し,アルケスツヤクワガタ体表に便乗する Canestrinia spの後部に付着していた.形態的にはラブルベニア目の付属肢に類似するが,他に分類群を特定する手がかりとなる形態は認められず,場合によってはラブルベニア目ですらないかもしれない.いずれにしてもクワガタに便乗するダニ類には様々なラブルベニア目菌類が寄生することが明らかとなった.これらの便乗ダニは未記載種が多く,未だ十分に探索されていないため,同様に潜在的に様々なラブルベニア目菌類が節足動物便乗ダニ上で見つかる可能性が高い. 出版年月日: 2011 , 巻: 55 , 号: 0 , ページ: 53-53 , ISSN: 著者名: 抄録: 今回は論文「オオクワガタブリーダ,サービスサイエンスを実践する」の著者である柴崎辰彦さんにインタビューしました.インタビューでは,本号の編集委員長である諏訪良武さん ワクコンサルティング を交えて,オオクワガタの飼育・販売がいかにサービスサイエンスの実践例に発展してきたのか,その背景を立体的に理解できるように,ポイントとなる質問とその回答を中心に取材してみました.読者の皆様が,ご自分の問題解決にどのようにサービスサイエンスの考え方を適用するとよいのか,その手がかりになる情報をお伝えできれば幸いです. 出版年月日: 2010-02-15 , 巻: 1 , 号: 1 , ページ: 49-52 , ISSN: 著者名: 抄録: 三重県北部の河川敷14地点でヤナギ類 Salix spp. の枯死部に穿孔するDorcus属 コウチュウ目,クワガタムシ科 の幼虫,新成虫を調査した. 枯死した倒木,立ち枯れ,生立木の部分枯れの白色腐朽材計63本のうち57. そのほとんどはコクワガタ Dorcus rectus であったが,ヒラタクワガタ D. titanus ,オオクワガタ D. hopei もみられた. 部分枯れには倒木と同程度の穿孔が認められ,コクワガタでは地上高の高い位置にある部分枯れで成長量が大きい傾向があった. また希少種のオオクワガタは部分枯れ3本のみから発見された. 本研究からDorcus属の餌資源および生息場所としての部分枯れの重要性が示唆された. 出版年月日: 2004-03-31 , 巻: 8 , 号: 1 , ページ: 17-22 , ISSN: 13440268.

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【話題】 高須幹弥名古屋院院長がフジ「グッディ!」に怒りの反論 「完全なフェイクニュースです」 [影のたけし軍団ρ★] [sc]

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さらに、奥に入ったところの樹皮めくれで、何か発見! よく見ると、かなりデカイ、ヒラタクワガタでした。 慌てて、たか を呼びに行った時には、樹皮の奥に入ってしまった後でした。 「また、今度来よう」、とその木を諦めました。 樹皮めくれをはがしてしまうと、もう2度と、その木で クワガタを見ることが出来なくなります。 みなさんも、樹皮めくれ(木の皮めくれ)は 大事にしましょうね! 別のポイントへ向かう途中、 40代ぐらいの採集者と遭遇。 業者(採って売る人)が3人グループで 毎日、出入りしているよ。 それも、夜と朝方に。 それで、全部採ってしまうんやわ。 そんな事したら、この場所も全滅してしまうわー。 」採集者 「ヒドイですよね。 ここは、昔、オオクワも採れてたんでしょう?」自分 「うん~~、滅多に、おらんけど。 」採集者 (今も、少しは、採れるということかな??) マナーを守って、楽しい採集を心掛けよう!、という事で その御方と別れました。 久しぶりの採集者との会話で、満足したので 家に帰りました。 偶然、良さそうな木を発見し、そわそわ動く物体が! すぐ手を伸ばして、掴む。 やっとの所で道路に出ると 車の駐車場所から、約2キロも離れていましたわ。 3日目。 昨日、採ったヒラタ59ミリを山へ、戻すため 再び、出動。 今度は自分だけ。 なんと、リリースした木のもっと上のほうに バカデカイ物体が。。。 樹皮めくれに隠れていました。 59ミリが、負けた方で、このバカデカイやつが、勝った方だとは。。。 全然、想像できてなかったー。 その樹皮めくれは、地上2メートル50センチ! 隣の竹につかまりながら、体の全筋肉に集中&駆使して 格闘の末、捕獲! 興奮冷め止まぬまま、帰路へ。 体のキズ、多数のダニ付着、口の周りの樹液を吸って出来るオレンジ色。 後日、リリースします。 山の神様、ありがとう。

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