そこで、ワイン部屋に何かある!と感じたデブリンは、パーティを開くようアリシアに提案した。
解説 「断崖」「疑惑の影」のアルフレッド・ヒッチコックが「ガス燈」「ジキル博士とハイド氏 1941 」のイングリッド・バーグマンと「独身者と女学生」のケーリー・グラントを主役として監督した1946年作品。
脚本は「運命の饗宴」やヒッチコック作品「呪縛」のベン・ヘクトが書き下ろしたもので、撮影は現在監督に転じて名を挙げている「春を手さぐる」等のテッド・テズラフで、音楽は「ママの思い出」のロイ・ウェッブが作曲した。
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ただし『北北西に進路を取れ』や『サイコ』といった派手なサスペンス性はないため、そうした要素を求めている人には勧めるべきか迷うところはあるかもしれない。 デヴリンはとっさにアリシアに接吻し、逢引の体を作り上げた。
2だが、新たな任務を受けた時点で、彼女の身体は毒に蝕まれていた。 配信状況により無料ではない場合があります。
アレクサンダー 通称・アレックス は、過去にアリシアにぞっこんだったらしい。
この時代の映画のご多分に漏れずミステリーと言っても拳銃をぶっ放す場面がある訳じゃないしカーだってありゃしない、そうだ殴り合いだってありゃしない。
1946年に制作された映画と言う事は日本が無条件降伏を宣言した翌年だ、。
その時にはこうしてナチの残党を追っかけて監督はブラジルへ飛んでいたって事になる。 画質の悪い古い映像でもはっきりわかるので、もし4kとかにしたらどうなっちゃうんだろう。 ネタバレ! クリックして本文を読む ヒッチコックといえばサスペンスの神様とまで言われているのでいやがうえにも期待が募る、ところが本作は美男・美女の持って回ったラブストーリーかと疑心暗鬼。
4そのまま酒蔵に案内しようとするが、ふたりの関係を訝しむセバスチャンの目もあり、なかなかチャンスを伺えない。 アリシアは部屋に閉じ込められ、成す術もなく死期を待つばかりになった。
配信トレンドに入ってたのでなぜ? と思いつつ、Amazonにて鑑賞。
アリシアは息も絶え絶えになりながら、アンダーソン博士との会話から察したウラン鉱石の入手先をデヴリンに伝える。
そんな時、1934年代物のワインが落ちてきたから大変!割れたワインからは、黒い砂がこぼれてしまう。
そこでヒッチコックは、3秒以内のキスを繰り返すという手法をとり、お喋りをしてはキス、電話をしながらキス…と2分以上のキスシーンを成功させた。
この後何が起こるかは、観客のあなたが一番よくご存じでしょう、と言いたげな様子で。
そして、アリシアの正体がアメリカのスパイだと知った。
深酒したせいだと言うが、デブリンはそんな彼女を心配するのだった。
デヴリンは動揺するが、任務と諦める一方、アリシアはデヴリンが明確に反対しないことに失望し、任務を引き受けることにする。 しばらくすると、ボトル棚の奥の壁にメモが貼り付けられているのを発見。
3数時間後。 何故彼女が、CIAの申し出を受諾したのか、映画からは十分に伝わってこない。
この事態にようやく2人は互いを愛する気持ちを素直に認め合い、屋敷を脱出することにする。
なだめるアレックスたち。
アリシア・フーバーマン(イングリッド・バーグマン)は、始めからスパイだったわけではない。
アリシアは屋根裏でデヴリンと落ち合い、彼が酒蔵を探っているあいだ外で見張り役を担った。
夫のセバスティアンが、彼女がアメリカのスパイだと見ぬいてしまうのだ。
これによりヒッチコックは不本意ながらプロデューサー業を兼ねることになった。
アリシアは、コーヒーの中に毒を入れられたせいで気分が悪いとデブリンに訴えた。
舞台装飾:ダレル・シルヴェラ、クロード・カーペンター• 彼はアリシアのような美しく、大きな女性にモテるはずが無い、受け入れられるはずが無いと考えてい た。 そして彼らの、スパイと結婚したことによる仲間による始末を暗示するラストも、イキな終わり方。
新婚旅行から帰ってきたアリシアは、夫がワイン貯蔵庫の鍵だけを自分に渡さない事をデブリンに報告。
数日後、アリシアの元を訪れたデブリン。
おそらく、そのような妄想が、大戦直後には強いリアリティを伴って流れていたのかもしれない。