尿の回数が多い 排泄物チェックも忘れずに 消化管の運動機能や消化液の分泌能力が低下し、消化不良や便秘にもなりやすいので「排泄量は十分か」「便が緩くないか」なども注意して観察するようにしましょう。 これらの疾患は老齢や飼育環境の悪化で惹き起こされますが、緊急の治療を要する場合が大半なので、脱水症状の原因として疑われた場合は急ぎ適切な処置が求められます。 犬も暑いときにはそれなりに多くの汗をかきます。
18子宮蓄膿症になると感染菌が毒素を作り、抗利尿ホルモンの機能を止めるため、尿崩症を併発させる場合もあります。
尚、人間用のスポーツドリンクには塩分や糖分が多く含まれているため、自己判断で与えるのはやめましょう。
【脱水の症状】• 水を飲むことを嫌がる場合は、ペット用のスポーツドリンクや経口補水液などを与えるのも1つの手です。
脱水症状の原因になる下痢を防ぐために、食物繊維の多いリンゴなどを与えて腸内環境を整えてあげましょう。
水分を多く含むフルーツをトッピングする• ネラルや栄養が豊富なキャベツやブロッコリー、全体の95%を水分が占める白菜は、犬に与えても大丈夫な野菜です。 『点滴のメリット』 *嘔吐がある時、絶食時もOK! なかには緊急性の高い病気もあるため、多飲・多尿が疑われる時は、早めに動物病院で相談しましょう。
砂糖を使ったもの、酒粕から作られたものを与えてはいけません。
乳幼児用イオン飲料水は犬の体液よりも低い浸透圧になっているので、飲ませた後の吸収も良いです。
暑くて水がない環境に犬を放置しないことは大前提として、もし発症してしまった場合はすぐに病院につれていってあげましょう。
犬に与えるときは無糖のプレーンヨーグルトを選んでくださいね。 便秘がひどくなることも 水を飲む量が減ると、体は必要な水分を確保するために排出する水分量をできるだけ減らそうとします。
マスティフ• では、犬が水をよく飲むようになった場合に考えられる病気とは具体的に何なのでしょうか。
また、アルコールの誤飲やビタミンDの過剰摂取による中毒などでも多飲・多尿は起こります。
結石ができると尿路閉塞を起こしたり、腎臓病を発症するリスクも高まるので、そういった病気を予防するためにもきちんと水分を摂取することは大切です。
段差をなくし、緩やかな傾斜のスロープを設置する• 犬が自力で飲めないほど弱っている場合には、シリンジなどで少しずつ口の中にに垂らして与えましょう。 皮膚も電解質を失う経路となり得ます(熱傷、膿皮症など)。
19まとめ ここでは愛犬が脱水症状を起こした時の見分け方や症状、対処法についてお話しました。
歯茎を押してみて、白くなったところが元の歯茎の色に2分以内に戻るかどうかも、一つの判断基準と言われています。
水を飲むよりは水分量が減ることは否めませんが、フードからでもしっかりと水分摂取出来ます。
そんな時は、手に水をすくって与えると飲んでくれる事も。
犬の脱水症状 ・元気がなくご飯を食べない ・下痢や嘔吐 ・皮膚の弾力がなくなる ・歯茎が乾きべったりしている ・尿の色が濃くなる ・震えや痙攣 ・血尿や血便 犬が脱水症状で体液が失われつつあると、元気がなくなりグッタリとし食欲不振に陥ることがあります。
8脱水症状が見られるときは、かなりの緊急事態だと考えた方が後悔せずにすみます。
夏は早朝や夕方、冬は昼頃、雨天の場合には室内運動が良いでしょう。
口の中がねばつく• また 皮下点滴よりも静脈点滴 の方が吸収が早いため、効果の 発現も早いです。
ナトリウムの異常:ナトリウムは細胞外液の多くを占めるため水分喪失により相対的に増減してみえることがある。
すると肝臓や消化器など臓器の血液量も減り、酸素や栄養素を運んだり、老廃物を排出したりする機能が低下します。
氷を入れてみたり、少しぬるめにしてみるというのも良いでしょう。 また、犬をケージやハウスに入れて外出する際には、1日を通して直射日光が犬に当たらない場所に設置するようにします。
ブドウやレーズン、イチジクなどのフルーツは犬が食べると中毒症状を引き起こす危険があります。
そしてその状態で水を飲めないままだと、体内の水分がどんどんなくなっていきます。
昼夜逆転する 日中はできるだけ起こして日光浴をさせる。
犬の脱水症状の原因 犬・猫以外のエキゾチックアニマルと呼ばれるペットにおいても、脱水症状を起こす原因が大きく変わるわけではありません。
しかし、経口的に水分摂取が 難しい場合、また脱水が重度で ある場合などには、点滴による 輸液療法が必要となります。
首の後ろの皮膚を軽くつまんで、優しく5センチほど持ち上げ、手を放します。
Contents• ほかにも異常な食欲、脱毛や皮膚の黒ずみや石灰化(白くて固いかさぶた)、呼吸が早くなる、お腹が膨れてくる、足腰が弱くなって散歩に行きたがらない、などの症状があります。
腹水を抜く 腹水の量が多く、外側から針を刺して排出できて、かつ動物がおとなしい場合は、腹水を抜いてあげられます。