ツクモ。 PCショップの雄「ツクモ」が大量閉店!―― 一体なぜ?

ツクモ(TSUKUMO)の口コミ・評判&1分でわかる口コミまとめ | みん評

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, Ltd. , Ltd. 市場情報 非上場 略称 TSUKUMO(ツクモ) 本社所在地 〒101-0021 3-2-14 設立 (創業は1947年3月11日) 代表者 鈴木淳一(代表取締役社長) 資本金 15億2150万円 売上高 320億円(2007年8月期) 従業員数 243名(2007年8月末) 決算期 8月31日 関係する人物 鈴木勇(創業者) 特記事項:旧法人の概要 九十九電機(つくもでんき)は、の量販店()。 東京のを本拠地とする。 屋号を始め対外的には ツクモや TSUKUMOと称している。 かつては 九十九電機株式会社によって運営されてきたが、2008年にの申立てを行い、2009年にが事業譲受し、同社の子会社として設立された 株式会社Project White(プロジェクト・ホワイト)に引き継がれた。 もゝとせ(百歳)に ひとゝせ(一歳)たらぬ(足らぬ)つくもがみ( 九十九髪) 我をこふらし(恋ふらし) おもかげに見ゆ 店名として「九十九(次百)」と命名したのは、「次が百である」すなわち「百(=完全、完璧)を目指す姿勢を常に保つ」=「常に努力を続ける」という理念を表している。 上記の歌で、つくもがみは「」のである( 百から一をマイナスすると「白」となる)。 会社名の「Project White」はこの歌に由来すると思われる。 現在、によるを行っているほか、東京・に複数の店舗を構えている。 秋葉原の他にも池袋や名古屋の、にも店舗がある。 現在はツクモオリジナルのパソコンと、パーツ類を取扱商品の主体としている。 オリジナルパソコンを、同社はeX. computerと呼んでいる。 沿革 [ ] 1968年、機器販売を開始。 かつては(はJA1ZSB)も開設していた。 1977年、の販売を開始。 以後、などのパソコン販売を続けていた。 パソコンの発売にあたって、女性従業員を大量に採用し、「マイコンガール」と命名し、店員が全て女性で構成されている「ツクモ7号店」を開店。 これ以前に、秋葉原で大規模に女性従業員が活躍した事例はなく、当時は画期的な試みだった。 1980年頃までがアマチュア無線機器販売のピークで、その後はパソコンの販売が主体となった。 1990年代には秋葉原パソコン販売四天王の一つとして認知されるに至った。 1991年、の改正にあわせ、ツクモパソコン本店(現在のツクモパソコン本店1)を開店。 開店時は法施行直前だった。 同時期に、当時19歳だった東宝芸能のアイドル女優、をイメージガールに起用し、広告展開を図った。 イメージガールのプロデュースにあたったのは、後に映画プロデューサーとなる。 小滝のアイディアにより、大規模小売店舗法が施行された後に店舗スペースとして利用するために空けていた地下フロアにて、越智静香の歌とトークのイベントを行った。 これより以前、他社を含む秋葉原のビルのどのフロアにも、このようなイベントを行える空間は存在していなかった。 これが、秋葉原の店舗フロアで行われた事実上初のアイドルイベントである [ ]。 二代目イメージガールはを起用した。 1997年、創業者・鈴木勇(当時・代表取締役会長)が死去。 2002年から2007年まではと資本・業務提携した。 2007年、万世店、5号店を閉店し、アマチュア無線機器の取扱いを中止した。 に、手続開始の申し立てを行い、事実上の。 負債総額は約110億円だった。 バブル期の不動産取得や業務拡大に伴う借入金が主原因としている。 同年11月5日、民事再生手続の開始決定がなされた。 2008年11月21日、株式会社が在庫商品に対してを実行し、商品を借金のカタとして引き上げてしまったため、一時休業に追い込まれる。 同月26日に営業再開。 なお、高田馬場店、町田店、梅田店は、同年12月末から営業規模を縮小し、町田店、梅田店は2009年1月22日、高田馬場店は2009年1月15日閉店した。 、ヤマダ電機へ事業譲渡することで基本合意 し、同年に、ヤマダ電機が新設した子会社 株式会社Project Whiteにされた。 なお、事業譲渡の準備のため、3月8日から13日まで完全休業した。 倒産からProject Whiteに移管されるまでの間に2回休業している。 当初は事業譲渡後にProject Whiteは社名変更する予定 とされていたが、実際には社名変更されず事業譲渡後の九十九電機の運営会社名はProject Whiteのままである。 、九十九電機株式会社は株主総会で会社解散を決議。 同日、解散して清算手続に移行。 、九十九電機株式会社の清算結了。 TSUKUMO eX. 店の入るビルはかつての本店であった。 名古屋店、札幌店は2008年の九十九電気営業時の経営悪化時に閉店したが、後に所在地は変わったものの復活して再度、開店している。 大阪なんば店は2009年に閉店となったものの、2017年にゲーミングPCや自作PCパーツ・ゲーミングデバイス専門店のTSUKUMO BTO Lab. -NAMBA-ツクモなんば店として再進出となった。 新橋ツクモデジタル. ライフ館は2017年に閉店となったものの 、2018年にヤマダ電機LABI新橋の5~6階に入居するツクモ新橋店として再進出となった。 営業中の店舗はを参照 エリア放送 がとして、2012年(平成24年)11月1日よりを開始 した。 TSUKUMO eX. 店に1局が設置 されている。 局名 エリアポータル株式会社 エリアポータル秋葉原エリア放送 JOXZ3AC-AREA 40ch 635. 142857MHz 10mW 7. 76mW 外神田4丁目 ツクモビル周辺 閉店した店舗 [ ]• 秋葉原 ツクモラジオセンター店• 秋葉原 ツクモ5号店• 秋葉原 ツクモソフト8号店• 秋葉原 ツクモ9号店• 秋葉原 ツクモ10号店• 秋葉原 ツクモ11号店• 秋葉原 ツクモ12号店 (閉店)• 秋葉原 ツクモニューセンター店• 秋葉原 ツクモ万世店• 秋葉原 ツクモParts王国• 秋葉原 ツクモロボット王国 - 元店長が「」として独立している。 秋葉原 ケース王国 (閉店)• 秋葉原 モニタ王国 (閉店)• 店 (閉店)• 店 (閉店)• 店 (閉店)• ツクモデジタル. ライフ館 (閉店)• 名古屋2号店• 名古屋3号店 (閉店)• 名古屋7号店 (閉店)• 名古屋 店 (閉店)• 名古屋 店• 名古屋 名駅店2• 店 (閉店)• 大阪 店 (閉店)• 札幌 札幌店(DEPOツクモ札幌駅前店としてへ移転) ポイントサービス [ ] ツクモ店舗(実店舗もネット通販も含む)で使用できるツクモeX. ポイントカードというカードを独自に発行している。 なお、独立企業時代に発行していたツクモeX. カードは廃止された。 親会社ヤマダ電機へ事業譲渡された初期には、ポイントを相互に使用できた。 なお、相互利用は一旦終了した後、2016年2月1日から再開されている。 ただし、一部に制限がある。 なお、大阪なんば店閉店に伴ってツクモが大阪地区から撤退した際に、救済措置としてツクモポイントをヤマダポイントに移行する手続きを行っていたことがあった。 このほか、かつての提携企業でもポイント相互使用が可能な時期もあった。 現在は終了している。 かつて行っていた事業 [ ] いずれも独立企業だったころの事業で、現在は行っていない。 携帯電話キャリア販売拠点 [ ] 秋葉原にあった。 2008年4月22日閉店。 ソフトバンクショップは秋葉原に2店舗、auショップも神田西口に展開していた。 その後、一部店舗で携帯電話販売コーナーが復活。 なお、以前の様にソフトバンクショップではなく、全キャリアの製品を取り扱っている。 ソフトウェア [ ] を販売。 ブランド名は「ツクモオリジナルソフト」。 パソコン用パッケージソフトとしては黎明期の一翼を担った。 特に用にでプログラムされたゲームは『スーパースタートレック』『スーパーインベーダー』などスーパーが付くのが特徴で、当時の他のマイコンショップのソフトより抜きん出ていた。 この時のプログラマーは、後に「」で有名なアマチェア投稿者となる、である。 その後は、『』(田口昭次作)やが元となった『』などを販売した。 X68000用ハードウェア [ ] 周辺機器を自主生産していた。 松岡伸明による設計。 最も遅くまでX68000用のハードを扱っていた店となった。 TS-3XR X680x0用外付け増設3. 5インチ FDドライブ。 FPUにはMC68882を使用。 TS-6BE16 Xe30 16MBメモリボード。 12MBを越えるメモリについてはHIMEM. SYSという添付ドライバを利用。 TS-6BE16 CZ50 16MBメモリボード。 12MBを越えるメモリについてはHIMEM. SYSという添付ドライバを利用。 グラフィックチップにGD-5434、PCMにPCM69を使用。 MK-IIにはメモリ増設用72PinSIMMソケットが装備。 TS-JPIFE X680x0用ジョイスティックパラレルインターフェィス。 EPSONスキャナー対応。 TS-JPIFS X680x0用ジョイスティックパラレルインターフェィス。 シャープCZ-8NS1対応。 脚注 [ ] []• TEIKOKU NEWS ONLINE. 2008年10月30日. 2017年4月22日閲覧。 PDF プレスリリース , , 2009年1月31日 , 2017年5月19日閲覧。 PC専門店「ツクモ」が日本橋に8年ぶりの再進出 9月オープンへ - 日本橋ショップヘッドライン 有限会社デシリットル・ファクトリー 2017年11月23日. 2017年11月23日閲覧。 TSUKUMO公式サイト 2017年12月9日. 2018年1月30日閲覧。 - (2018年1月31日アーカイブ分)• - (2016年10月13日アーカイブ分)• ITmedia PC USER. 2020年5月16日. 2020年5月17日閲覧。 ヤマダ電機とツクモ、ポイントの相互利用が可能に - AKIBA PC Hotline! (株式会社インプレス) 2016年2月2日. 2016年2月2日閲覧。 参考文献 [ ]• Project White 2016年. 2017年4月22日閲覧。 九十九電機 2009年. 2009年2月25日時点の [ ]よりアーカイブ。 2017年4月22日閲覧。 関連項目 [ ] で 「 九十九電機」に関する情報が検索できます。 コモンズで() ウィキデータの• - 番組提供 外部リンク [ ]•

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ツクモ、初音ミクまみれのパソコン機器を近日発売

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今回発売のモデルはTSUKUMOとCrucialのタッグにより誕生したこだわりのゲーミングPC「Powered by Crucial」 の新モデルです。 Crucial製のBallistix RGBゲーミングメモリとM. 2 NVMe SSDを採用し、高性能なパーツを搭載したハイエンドゲーミングパソコンです。 Crucial製のメモリとSSDを搭載した「Powered by Crucial」 今回発売のモデルはTSUKUMOとCrucialのタッグにより誕生したこだわりのゲーミングPC「Powered by Crucial」 の新モデルです。 性能だけではなく、ガラスサイドパネルに映える赤いヒートシンクとRGBに輝くLEDにより、PCケース内部をおしゃれに演出させます。 XMPの設定を有効にすることでDDR4-3200 PC4-25600 で動作します。 厳選した高性能パーツを採用 今回発売の新モデルにはハイエンドゲーミングパソコンに相応しい、厳選した高性能パーツを採用しています。 優れたマルチタスク性能を有し、CPU 負荷の高い複数のタスクの同時処理にも驚きのパフォーマンスと能力を発揮し、幅広いニーズに対応できる性能を実現しています。 ビデオメモリを8GB搭載しマルチメディア用途への高い処理能力を持ち、最新の3DゲームやVRコンテンツを楽しめるのは勿論、情報量の多い動画や写真の加工・編集などといったクリエイティブな用途でも快適にご利用いただけます。 マザーボードにはMSI製の「MPG Z390 GAMING PLUS」を採用しています。 信頼性と安定性を重視しており、重いグラフィックスカードもしっかり支える高耐久スロット「MSI Steel Armor」やCPU使用率が低いIntel製LANコントローラーを採用するなど、各パーツ細部にこだわるお客様にもご満足頂ける製品になっています。 G-GEARロゴ入り強化ガラスサイドパネルの「Powered by Crucial」PCケース 今回発表の新モデルはフラットな外観により、いかなるスペースにも合う洗練されたデザインのPCケースを採用しています。 内部構造ではケース内部の空気の流れを妨げることなく効率的なエアフローを実現するケーブルの裏配線に対応、電源はケース底部に配置し、底面から吸気し背面から排熱させることで電源の熱を他のパーツから分離させる構造になっています。 サイドはG-GEARロゴの入った強化ガラス製のパネルを採用、RGBに輝くメモリも映えPCケース内部をキレイに魅せ、おしゃれに演出できます。 お客様一人ひとりのニーズに対応 G-GEARシリーズは、TSUKUMOが長年にわたるパソコン用パーツ販売で培った知識とノウハウを基に開発・設計しています。 日本国内の指定工場で熟練スタッフが一台ずつ丁寧に組立を行うことで、高品質の製品を迅速にお届けする生産体制をとっています。 これにより高い信頼性と安心感、幅広いニーズへの対応を高次元で実現しています。 販売店舗と発売開始日 今回発表する新モデルは、ツクモネットショップならびに下記店舗にて、5月14日 木 より発売、予約を開始いたします。 5月中旬より順次入荷予定 ツクモ店舗 ツクモパソコン本店 TSUKUMO eX. ツクモ秋葉原駅前店 ツクモ池袋店 ツクモ新宿西口店 ツクモ名古屋1号店 DEPOツクモ札幌駅前店 ツクモ福岡店 ツクモなんば店 ツクモ日本橋店 ツクモネットショップ 法人営業部 本製品に関する詳細情報 eX. computer 製品詳細ページ 5月14日更新 製品画像 株式会社Project Whiteについて TSUKUMO ツクモ ブランドでパソコンおよびPCパーツ・周辺機器を販売するパソコンショップです。 前身となる九十九電機は1947年創業で、現在はヤマダ電機グループに所属し秋葉原を中心に全国15店舗、法人営業部・ネットショップを展開しています。 「日本初の女性スタッフのみで運営するパソコン専門店」「日本初のロボット専門店」等、「日本初」に積極的にチャレンジしてきたTSUKUMOスピリットを忘れず、初音ミクとのコラボ製品の企画・販売などさまざまな企業様と提携し、常に「お客様の期待の先を提案するプロ」として歩んでいきます。 また、TSUKUMOオリジナルブランドとして、ゲーミングPC「G-GEAR」、スタンダードPC「eX. computer」の2モデルのBTOパソコンを用意し、ユーザーにあった幅広いモデルの企画・製造・販売をおこなっています。 高品質・高性能なPCとしてゲームユーザーだけでなく、3DCG制作やゲーム制作業界等から多くの支持を受けております。 会社案内URL: ツクモネットショップ: ツクモ店舗情報:•

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秋葉原パソコン館。 この店舗は今後も営業を続けることになる。 緑色の看板で親しまれ、全国に店舗を構える老舗パソコンショップ「ツクモ」(九十九電機)が5月14日に大規模な「店舗整理」を発表。 多くの自作PC愛好家から悲しみの声があがっている。 今回閉店することになったのは、首都圏にあるツクモ6店舗。 「新型コロナウイルスの感染拡大による影響から閉店予定を前倒した」ため発表翌日の5月15日限りで「完全閉店」した店舗もあり、永年親しんだ店舗の「あっけない幕切れ」を嘆く声があがるのも無理はない。 しかし、少し待って欲しい。 今回の閉店の裏は自作PCファンにとって一概に「不便になる」のみではない。 ヤマダ傘下で「規模拡大」続けたツクモ、ここに来て大量閉店? ツクモ(旧・九十九電機)は戦後直後の1947年に無線機器などを販売する店舗として東京・秋葉原で創業。 近隣に本店を構えていた家電量販店「石丸電気」「サトームセン」「オノデン」などとともに秋葉原を代表する店舗として親しまれたが、バブル期の不動産投資や価格競争の激化などにより2008年10月に民事再生法を申請。 2009年3月には家電量販店最大手のヤマダ電機グループのPC関連ショップとして再スタートを切った。 その後、不採算店舗の整理により店舗網を東京・札幌・名古屋の3地区に縮小したこともあったものの、2014年12月には同じくヤマダ電機傘下となった大手家電量販店「ベスト電器」本店に九州1号店となる「ツクモ福岡店」を出店、2016年1月からはヤマダ電機の都市型店舗「LABI」内に相次ぎ出店、2017年9月には大阪・難波日本橋に「ツクモなんば店」を出店し8年ぶりの関西再進出を果たすなど、経営規模の拡大を続けていた。 それだけに、突然の「大量閉店」に舵を切ったことに驚きの声が上がるのは当然であろう。 今回、閉鎖対象となったツクモ6店舗は全てが首都圏の店舗。 そのうち4店舗は親会社でありフランチャイズ契約を結ぶヤマダ店舗内インショップ「ツクモ池袋店」「ツクモ吉祥寺店」「ツクモ新橋店」「ツクモ新宿西口店」の各店だ。 これらの店舗は元々のヤマダ電機のパソコン売場を転換・移設したものであるが、ツクモとなってからは自作PC初心者やプロユース仕様を対象としたPCの受注組立てサービス(BTO)への対応や廉価なバルク品の拡充が図られるなど、ツクモらしい売場作りが人気を集めていた。 ツクモを運営するヤマダ電機グループの「Project White」は「好調なWEB販売部門、法人営業部門及びオリジナルPC開発部門への人的リソース投入」を理由に挙げており、新型コロナウイルス感染拡大を受けて統廃合を前倒ししたとしているが、閉店には別の側面もあろう。 実は秋葉原に「新・ツクモ旗艦店」が誕生していた ツクモのヤマダ内インショップがある新宿や池袋は以前から「ビックカメラ」や「ヨドバシカメラ」など「カメラ系家電量販店」の旗艦店があり、遅れて進出したヤマダ電機は、これらとの「差別化の鍵」としてツクモを導入したとみられる。 しかし、競合する大手家電量販店がない新橋を含めて今回閉店するヤマダ内インショップ4店舗はツクモが本店を構える秋葉原からいずれも電車で1本・30分圏内であり、ツクモの秋葉原各店とは競合関係にあるといえた。 一方で、実は秋葉原ではこの1月に「ヤマダ電機LABI秋葉原パソコン館」が「ツクモ秋葉原駅前店」へと転換、ツクモの新たな旗艦店として新装開店したばかりだ。 大手PCショップの旗艦店でありながら「僅か数日での改装」だったことに加え、直後に新型コロナウイルスの感染拡大があったために「出店したことさえ知らなかった!」という人も多いのではないだろうか。 秋葉原ではツクモ2店舗の閉店が決まっているものの、秋葉原地区での同社全体の売場面積は以前よりも大きく広がったことになる。 PCパーツは買い回りが基本であり、CPUやメモリ、HDDなどパーツ単位で1からPCを組み上げるのであれば、当然「秋葉原1ヶ所で全て揃う」ほうが都合がいい。 つまり、今回の大量閉店は単なる「縮小」ではなく「秋葉原エリアでの経営規模拡大に伴う発展的閉店」であるといえよう。 先述したとおりツクモ秋葉原駅前店は、LABI秋葉原から転換の際には僅か数日休業しただけであり、現在はヤマダ電機時代の売場をそのまま引き継いだ部分も残る。 今回閉店するツクモの既存各館も商品構成に一部重複があったため、それらが1ヶ所の大型店に集約されれば「より内容の濃い売場」を実現できることとなる。 近年は、コストパフォーマンスに乏しい国内メーカー製PCが市場での勢いを落とし、VRやeスポーツ、プログラミングが一般層にも話題を集めつつあるなど、PC専門店にとっては「追い風」ともいえる状況になっている。 「ツクモ大量閉店」の理由をもう1つ挙げるならば、ヤマダが「インテリア重視路線」へと転換したことも大きいであろう。 ヤマダ電機は2011年に住宅メーカー「エス・バイ・エル」を買収して以降、家電販売事業との相乗効果を実現可能な「スマートハウス」の拡販を推し進めており、その一環として2019年12月には高級家具・インテリア専門店「大塚家具」をグループ傘下に収めている。 それにより、2020年2月には都市型店舗である「LABI1日本総本店池袋」「LABI品川大井町」「LABI1なんば」「LABILIFE SELECT千里」を大塚家具とのコラボ店舗に刷新したばかりだ。 ヤマダがこうした「大塚家具とのコラボ店舗」の更なる拡大を目指しているのは当然であり、「ツクモ大量閉店」の影には「大塚家具の存在」も見え隠れする。 今後、ツクモのインショップが撤退したヤマダ電機LABIの店舗では、PC関連商品に代わって「家具・インテリア雑貨」の売場が現れることになるかも知れない。 <取材・文・撮影/淡川雄太・若杉優貴(都市商業研究所)> 【都市商業研究所】 若手研究者で作る「商業」と「まちづくり」の研究団体『都市商業研究所』。 Webサイト「都商研ニュース」では、研究員の独自取材や各社のプレスリリースなどを基に、商業とまちづくりに興味がある人に対して「都市」と「商業」の動きを分かりやすく解説している。 Twitterアカウントは「 toshouken」.

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